


ワードのヘッダーとフッターについて、初心者でも基本的な使い方が分かるように図解入りで解説していきます。
ワード文書の上の余白を「ヘッダー」といい、下の余白を「フッター」といます。
ヘッダーとフッターには、文字や図を入れることができます。
例えば、下記のような設定してあると、誰が見ても分かりやすい資料を作成することができますよね!
「ヘッダー(上の余白)に日付や会社名を入れる」
「ヘッダー(上の余白)にロゴ画像を入れる」
「フッター(下の余白部分)にページ番号を入れる」
ワード文書の上の余白を「ヘッダー」といい、下の余白を「フッター」といいます。
人に例えると、
となるので分かりやすいですよね。
また、ヘッダーフッターには3つの特徴があるので知っておきましょう。
①上下の余白を使用することができる
②余白は用紙設定に依存する
③ヘッダーフッターの設定はすべてのページに反映される
ヘッダーフッターの3つの特徴を理解して、より使いやすい文書作成をしていきましょう!
一番簡単な方法はダブルクリックですが、マウス操作が苦手な方は「挿入」タブから表示することがおすすめです。
ワードでのヘッダーフッターを表示するときは、ダブルクリックでの表示方法が一番簡単です!
ヘッダーを表示させたいときには、上の余白部分をダブルクリックをします。
すると、ヘッダーとフッターの両方が表示されますが、上余白でダブルクリックをした場合はヘッダーの方にカーソルが表示されます。
逆にフッターを編集したいときには、下余白部分をダブルクリックをすると、フッターにカーソルが表示されて編集をすることができるようになります。
ヘッダーとフッターは、普段は作業ができないようになっているため、作業をしたい時に表示をする必要があります。
ヘッダーとフッターは、【挿入】タブ→【ヘッダー】または【フッター】で表示することが基本の操作です。
ヘッダーとフッターの表示方法は同じですが、ここでは例としてヘッダーの表示方法で説明していきます。
【挿入】タブ→【ヘッダー】をクリックし、表示された一覧から【組み込み】または【ヘッダーの編集】を選択します。
【組み込み】
組み込みから選んだ内容で編集をすることができます。
例えば、組み込みから「空白(3か所)」を選ぶと、ヘッダーに編集箇所が3か所表示されます。
【ヘッダーの編集】
ダブルクリックで表示したときと同じように、自由に編集をすことができます。
ヘッダーとフッターを閉じる(編集を終わりにする)には2つの方法があります。
一番簡単な方法はダブルクリックですが、マウス操作が苦手な方は「挿入」タブから閉じることがおすすめです。
ワードでヘッダーフッターを閉じる(編集を終わりにする)ときは、ダブルクリックで閉じる方法が一番簡単です!
ヘッダーとフッターを閉じる(編集を終わりにする)ときには、ヘッダーフッター以外の場所でダブルクリックをします。
ヘッダーフッターを表示すると、ヘッダーフッターツールが表示されます。
ヘッダーフッターツールの「デザイン」タブ→「ヘッダーとフッターを閉じる」をクリックして閉じることができます。
ヘッダーとフッターには、文字や図を入れることができます。
ヘッダーやフッターを表示し、直接文字入力をすることもできますし、ワードの機能を使って「日付」や「ページ番号」を設定することもできます。
ここでは、初心者に覚えてほしい7つの基本的な使い方を解説していきます。
ヘッダーとフッターに文字を入れる方法は同じですが、ここでは例としてヘッダーに文字を入れる方法で説明していきます。
①「上余白部分でダブルクリック」または、「ヘッダーを編集」でヘッダーを表示すると、カーソルが表示されます。
②ヘッダーに表示したい文字を入力します。
③【ホーム】タブ→【左揃え・中央揃え・右揃え】で、文字の位置を変更することもできます。
④ヘッダーフッターを閉じると、全てのページのヘッダーに入力した文字が表示されます。
※フッターも同じ方法で文字を入力することができます。
文字は何行でも入力することができる!
文字は何行でも入力することが可能です。
しかし、複数行にすると余白は広がってしまいます。
用紙設定を崩さないために、余白の線から下にならないように入力することをおすすめします!
ワードの機能を使うことで、ヘッダーとフッターに簡単に「日付」を設定することができます。
※ヘッダーとフッターに「日付」を設定する方法は同じですが、ここでは例としてヘッダーの右側に「日付」を設定していきます。
①ヘッダーを表示し、右端に「日付」を設定するため、【ホーム】タブ→【右揃え】でカーソルを右側に移動させます。
②ヘッダーフッターツールの【デザイン】タブ→【日付と時刻】をクリックすると、日付と時刻ダイアログボックスが表示されますので、「表示形式を選択」し、「OK」をクリックします。
③ヘッダーに日付が表示されます。
④ヘッダーフッターを閉じると、全てのページのヘッダーに「日付」が表示されていることが確認できます。
ワードの機能を使うことで、ヘッダーとフッターに簡単に「画像」を設定することができます。
※ヘッダーとフッターに「画像」を設定する方法は同じですが、ここでは例としてヘッダーに画像を設定していきます。
①ヘッダーを表示し、ヘッダーフッターツールの【デザイン】タブ→【日付と時刻】をクリックします。
②ヘッダーに入れたい画像を選択し挿入をします。
※画像の選択場所は個人で異なります。ここでは、ピクチャーに保存してある画像を選択しています。
③挿入した画像は、余白の線から上に入るようにサイズを調整してください。
④ヘッダーフッターを閉じると、全てのページのヘッダーに「画像」が表示されていることが確認できます。
ワードの機能を使うことで、ヘッダーとフッターに簡単に「ページ番号」を設定することができます。
※ヘッダーとフッターに「ページ番号」を設定する方法は同じですが、ここでは例としてフッターにページ番号を設定していきます。
①フッターを表示し、ヘッダーフッターツールの【デザイン】タブ→【ページ番号】をクリックします。
②ページ番号を表示させたい場所のボタンをクリックします。
③ここでは、フッターにページ番号を入れるので「ページの下部」を表示します。
④ページの下部より表示された組み込みスタイルをクリックすると、ページ番号が表示されます。
⑤ヘッダーフッターを閉じると、全てのページのフッターに「ページ番号」が表示されていることが確認できます。
ワードのヘッダーとフッターには、あらかじめデザインされた組み込みスタイルが用意されています。
組み込み機能を使うと、簡単にかっこいいスタイルのヘッダーとフッターを表示することができます。
※ヘッダーとフッターに「組み込み」を設定する方法は同じですが、ここでは例としてヘッダーに組み込みを設定していきます。
①ヘッダーを表示し、ヘッダーフッターツールの【デザイン】タブ→【ヘッダー】をクリックします。
②ヘッダーで使える組み込みスタイルが表示されます。
③ヘッダーより表示された組み込みスタイルをクリックすると表示されますので、好きな文字や図を入れて使います。
④ヘッダーフッターを閉じると、全てのページのヘッダーに「組み込みスタイル」が表示されていることが確認できます。
編集画面では点線が表示されていていて「印刷にも線が入ってしまうのでは?」などと心配な場合は、印刷プレビュー画面で確認をしましょう。
印刷プレビューの表示が印刷に反映されます。
ヘッダーとフッターは移動をすることで便利に編集をすることができます。
ヘッダーの編集中や編集終了後など、次にフッターを編集したい場合は、【フッターに移動】をクリックします。
フッターの編集中や編集終了後など、次にヘッダーを編集したい場合は、【ヘッダーに移動】をクリックします。
ヘッダーとフッターを上手に移動して、効率よく編集をしましょう!
ヘッダーとフッターは削除をすることができます。
ヘッダーとフッターを設定したけど、やっぱりやめたいな。
などということもあります。
このような場合は、削除をすれば全てのページからヘッダーとフッターを消すことができます。
ヘッダーを削除したい場合
【デザイン】タブ→【ヘッダー】→【ヘッダーの削除】で削除をします。
フッターを削除したい場合
【デザイン】タブ→【フッター】→【フッターの削除】で削除をします。
どうしよう!? ページ番号が「1」からじゃない
ページ番号が「0」から始まってしまって困るというときには、「1」から始まるように設定をします。
①「ページ暗号」→「ページ番号の書式設定」をクリックします。
②開始番号を「1」にし、「OK」をクリックします。
③ページ番号が「1」から始まるように修正されます。
ワードのヘッダーとフッターについて、初心者でも基本的な使い方が分かるように図解入りで解説してきました。
他にできることもたくさんありますが、とりあえずここで紹介してきた使い方を知っていれば基本的なことはできます。
参考にしてみてくださいね!