【Word】ワードのページレイアウト4つの基本的な設定方法|文書作成の手順とページ設定ダイアログボックス

ワードのページレイアウト4つの基本的な設定方法、文書作成手順とページ設定ダイアログボックスの使い方をお伝えしています。
Word(ワード)で文書作成をするときは、入力前の最初にページレイアウトの設定(用紙設定)をすることが基本です。
理由としては、途中で用紙設定をすることによって文書が崩れてしまい、あとから修正する方が面倒だからです。
- 縦書きにするか、横書きにするか(文字列の方向)
- 余白はどうするか(余白)
- 用紙の向きは縦か横か(印刷の向き)
- 用紙のサイズはA4のままでいいのか、それ以外のサイズにするのか(サイズ)
上記内容が、基本的な設定方法といえます。
- ワードで文書を作成するときの手順
- ワードでページ設定をする4つの基本的な設定方法
- (文字列の方向・余白・印刷の向き・サイズ)
- ページ設定ダイアログボックスの使い方
Wordで文書を作成するときの手順
文書を作成するには手順があります。
Word(ワード)を開いて、ただ文字を入力するだけでは、後で編集をするときに困ったことになりかねません。
まずは、どんな流れで文書を作成するかコツをつかみましょう。
文書作成の手順は以下になります。
- 用紙の設定をする
- 文字を入力をする
- 入力した文字を編集する
- 完成したら印刷をする
用紙の設定、特に用紙サイズは、文書を作成する前の最初に行うのがGOOD!
用紙の設定はどのタイミングでもできますが、文書作成をして、後から用紙サイズを変更するとレイアウトが崩れてしまいます。
そうなると、修正をするのがとても面倒になります。
Wordでページ設定をする4つの基本的な設定方法
Word(ワード)は、新規文書を開いたときに以下の設定で表示されます。
- A4サイズの用紙
- 縦向き
- 横書き
ですので、これ以外の設定に変更したい時には、「レイアウト」タブから用紙の設定をしていきます。

Wordで横書き・縦書きの設定をしたい【文字列の方向の設定】
文字の縦書き、横書きを変更するには「文字列の方向」で変更をします。

「文字列の方向」をクリックするとメニューが表示され、横書き・縦書きの選択をすることができます。

Wordで余白を変更したい【余白の設定】
「余白」で文字入力ができる部分の変更をすることができます。
- 余白が狭い → 文字がたくさん入力できる
- 余白が広い → 文字を入力する部分が少なくなる
余白を変更する手順
①「レイアウト」タブをクリックします。

②「余白」をクリックします。

③「余白」をクリックすると、既定の余白サイズがいくつかあることが分かります。
この中から今回は、「狭い」を選択(クリック)します。

④「余白」が狭くなり、入力をする部分が広くなりました。

自分のお好みで余白を調整したい時、例えば左の余白は広くして右の余白は狭くしたいなどの時は、「ユーザー設定の余白」をクリックします。
ページ設定のダイアログボックスが開きますので、「上・下・左・右」の数字をお好みの数字に変更します。

Wordで用紙の向き(縦・横)を変更したい【印刷の向きの設定】
用紙の縦・横を変更するには「印刷の向き」で変更をします。

「印刷の向き」をクリックするとメニューが表示され、横向き・縦向きの選択をすることができます。

Wordで用紙サイズを変更したい【サイズの設定】
用紙サイズは、「レイアウト」タブ→「サイズ」で変更することができます。
ここでは、例として「A4サイズ」から「はがきサイズ」に変更をしてみたいと思います。
用紙サイズを変更する手順
①「レイアウトタブ」をクリックします。

②「サイズ」をクリックします。

③「サイズ」をクリックすると、色んなサイズの用紙があることが分かります。
この中から今回は、「はがきサイズ」を選択(クリック)します。

④用紙サイズが「A4」から「はがきサイズ」に変更になります。

今回は「A4サイズ」から「はがきサイズ」に変更しました。
すると、余白が広すぎて、文字入力のスペースがかなり狭くなてしまっていることがわかります。


Word ページ設定ダイアログボックスの使い方
レイアウトタブから、一つ一つの設定をするのもいいのですが、たくさんの設定を一度で済ませたい時に便利なのが「ダイアログボックス」です。
「ダイアログボックス」では、詳細な設定を行うことができます。
ダイアログボックスは以下の方法で表示することができます。
①「レイアウト」タブ→「ページ設定」グループの右下、「ページ設定オプション」をクリックします。

②ページ設定ダイアログボックスが表示されます。
リボンに表示されていない詳細な設定は、このダイアログボックスで設定することができます。

ページ設定ダイアログボックスは4つのタブより操作することができます。
各タブでできることは、以下を参考にしてください。
ページ設定ダイアログボックス【文字数と行数】の設定

- 文字の方向では、縦書きと横書きの設定をすることができます。
- 文字数と行数の指定では、文字数と行数の細かな設定をすることができます。
ワードの検定などでは、細かな設定を求められる場合があるので、ここで設定することができるということは知っているといいと思います。
ページ設定ダイアログボックス【余白】の設定

- 上下左右の余白の設定をすることができます。
- 印刷の向きを、縦向き・横向きで設定をすることができます。
ページ設定ダイアログボックス【用紙】の設定

- 用紙サイズを設定することができます。
- 印刷時の給紙トレイを設定することができます。
まとめ
ワードのページレイアウト4つの基本的な設定方法、文書作成手順とページ設定ダイアログボックスの使い方をお伝えしてきました。
文書作成をするときの用紙設定はとても重要な部分になります。
参考にしてみてくださいね。
ワードの基本を覚えたい人にはこの本がおすすめです

ワードの基本操作を覚えたい人にはこちらの本がおすすめ!
「練習形式」がダウウンロードできる特典がついているので基本的な使い方がマスターできますよ。

その他にもシチュエーション別におすすめ本を紹介しています。

- Windows11 の基本がわかる本 4冊
- 費用を抑えてWord・Excelの基本が覚えられる本 5冊
- 仕事で必要なOffice操作が出来るようになる本 3冊
- パソコンやスマホの分からないを解決できる本 2冊

良かったら参考にしてみてくださいね。