【本当に簡単なの?】サーティファイ資格の認知度と評判、履歴書の書き方
サーティファイ認定試験はどんな人にとって簡単なのか。そして認知度と評判、合格した際の履歴書の書き方などをお伝えしています。
パソコンの資格取得を考えている場合、「スキルアップを目指す」「就職や転職に向けて資格を取得したい」という目的がある方がほとんどかと思います。
昔からあるパソコンの資格試験にサーティファイ認定試験がありますが、自分ではいまいち知らないため、その認知度や評判が気になる方も多いようです。
サーティファイ検定は本当に簡単なの?
サーティファイのOffice系の試験は簡単などと耳にすることがあります。
本当のところはどうなの?
サーティファイ検定が簡単だといえる人
最低限以下の内容程度の知識があれば、「ワード3級」「エクセル3級」「パワーポイント初級」など、一番低い級については簡単だと思います。
Word(ワード)3級
ワード3級の場合は、入力が遅くなく、一般的な文書やPOPの作成ができて、それに加えタブとリーダーの設定ができるようなら資格取得が可能です。
Excel(エクセル)3級
エクセル3級は、「SUM関数」などの初歩的な関数の他に「IF」「ROUND」「COUNTA」「RANKEQ」などを使った表の作成と、並べ替えなどの操作とグラフの作成編集くらいができれば資格取得が可能です。
PowerPoint(パワーポイント)初級
パワーポイント初級は、入力が遅くなく、ワードの知識とフォルダー管理ができ、スライド操作ができれば資格取得が可能です。
いずれにしても、模擬試験をやってみて簡単と感じるなら資格取得可能なスキルをすでに持っているといえるでしょう。
サーティファイ検定が簡単ではない人
パソコン操作ができる人なら資格取得はどなたでも挑戦することができますが、パソコン操作ができるの基準に気をつけてほしいと思います。
今時は仕事でパソコンを扱うことが多く、中でも多いのが、決まったものに入力はしているけど一から作成はしていないという人。
サーティファイのOffice系の試験は、ビジネスで役立つ知識と技術の習得を目的とした試験なので、ただ入力ができるだけでは試験に合格することは難しいと思います。
普段仕事でワードやエクセルなどの操作をしているとはいっても、ひな形に入力するだけの人ではサーティファイ検定合格は厳しいといえます。
サーティファイWord | 白紙の状態から入力をし、指示通りの文書を印刷ができる状態まで仕上げます。 |
サーティファイExcel | 入力は少ないですが、指示通りに計算式を入力し、またグラフの作成やページ設定などをし、ビジネスで使えるような表計算処理を仕上げていきます。 |
サーティファイPowerPoint | 1枚の真っ白なスライドからはじまり、数枚のスライドを作成していきます。入力もあり、コピー&ペーストの操作も多く、プレゼンテーションができる状態まで仕上げていきます。 |
このような内容なので、ひな形に入力だけをしているような場合は、試験を受けるための学習は必須になります。
ただし、普段パソコン操作をしていて入力に慣れている人なら、テキスト本と模擬試験での勉強方法で資格取得をすることが可能だといえます。
サーティファイの認知度と評判、履歴書の書き方
サーティファイ認定試験とは、ビジネスで役立つ知識と技術の習得を目的とした資格検定試験です。
現在では、学生さんが学校単位で受験されていたり、社会人では会社などで個人の評価として活用されているところもあります。
とはいえ聞いたことないという話も耳にしますので、認知度はどの程度なのかや、評判などを解説していきます。
サーティファイの認知度
よくMOS試験と比較されますが、MOSと比べるとやはり認知度は落ちるのではないかなと思います。
例えば、履歴書にMOS資格取得を表記してあると、パソコンの資格試験を知らない人でも、パソコンがそこそこできるんだなと思われる認知度があります。
一方サーティファイについては、昔からある試験のわりに認知度は高くないように感じます。
ですが、ビジネスに必要なスキルの習得ができるしっかりした試験です。
どうしても認知度を気にする人にはお勧めできないかもしれませんが、「これは何?」などと聞かれることなどないので、認知度なんてものは気にする必要はないと思います。
サーティファイの評判
ズバリですが、評判はいいといえます。
サーティファイの試験を受けたけど何の役にも立たなかったというようなことはありません。
むしろ、今まで知らなかったような機能を知ることができたなど、知識が豊富になる人がほとんどです。
上級になればなるほど、たくさんの知識を身につけることができます。
冒頭でも記述していますが、会社などで個人の評価として活用されているところもあるくらいなので、評判は上々といえるでしょう。
サーティファイに合格した際の履歴書の書き方
資格は略称で呼ばれることが多いですが、履歴書では正式名称で書かなければなりません。
Office系の資格を取得をした際には、履歴書には下記のように記入します。
サーティファイWord | Word文書処理技能認定試験○級 合格 |
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サーティファイExcel | Excel表計算処理技能認定試験○級 合格 |
サーティファイPowerPoint | PowerPointプレゼンテーション技能認定試験○級 合格 |
資格名が長くなるので手書きの場合はちょっと大変かもしれませんが、履歴書に記入した際の見栄えは抜群です!
初心者がサーティファイ検定の資格取得をするには
パソコン初心者だけど資格を取得したい場合、まずは入力が遅くないことが第一の条件になります。
サーティファイ検定は入力が遅くないということが前提の試験なので、まずはタイピング技術を向上させてから臨んでください。
初心者がOffice系の資格取得を目指すなら、以下の順番がおすすめです。
- Word3級
(入力ができれば資格取得を目指しやすい) - PowerPoint初級
(Wordができる人で、PowerPointの知識があるならExcelよりは簡単) - Excel3級
(Excelの中では一番簡単。一般事務を目指すなら最低限必要なスキル)
テキスト本を購入して独学で学習をしてきた中学生が、実際にこの順番で試験を受けて、すべて一発合格をしたことがあります。
どの試験を受けるにしても、パソコン初心者の場合は、試験を受けられるようになるまでの基礎知識は必要になります。
また、必ず試験勉強も必要になります。
サーティファイは何級以上でMOSレベルといえる?
「サーティファイは何級でMOSレベルなんですか?」という質問も何度か受けたことがあります。
本当は比べても仕方のないことなのですが、もしもサーティファイでワード/エクセルの資格を取得する場合、2級以上でMOSスペシャリストレベル(一般レベル)だと思ってください。
2級以上になると、簡単と言われている3級よりかなりレベルが上がりますので、むしろMOSスペシャリストより難しい部分もでてきます。
ですので、ワード/エクセルができる人と言えるためには、サーティファイの場合2級以上の取得を目指すべきだといえます。
まとめ
サーティファイ認定試験はどんな人にとって簡単なのか。そして認知度と評判、合格した際の履歴書の書き方などについてお伝えしてきました。
サーティファイについて知りたいと相談に来る方は、以前に比べて増えています。
認知度が上がっている証拠ではないかなと思っています。
- 今の自分の実力を試したい!
- スキルアップをしたい!
- 将来のために資格を取得したい!
など、理由は様々かもしれません。
今時は、特に社会人になると、どの現場でもパソコンを扱うことがほとんどです。
資格取得をして、自分に自信を持って活躍してほしいですね。