【Excel自動計算】計算式を入力する2つのやり方|直接入力とセル参照

エクセルで計算式を入力する方法は2通りあります。
- 数値を直接入力して計算するやり方
- セルを参照して計算するやり方(おすすめ)
どちらも自動計算をしてくれて便利な方法ですが、おすすめは「セルを参照して計算するやり方」です。
とはいえ、それぞれのやり方を知って便利に利用してくださいね。
そこで本記事では、エクセルで計算式を入力する2つのやり方を紹介します。

ここでは例として掛け算で解説していますが、足し算・引き算・割り算でもやり方は同じです。
エクセルで数値を直接入力して計算するやり方
まずは、エクセルで数値を直接入力して計算するやり方を解説します。
計算したい数値をセルに直接入力する方法です。
例えば、下図のように「商品単価:500」と「注文数:41」を計算する場合は次のような計算式になります。
[=]500[*]41

「この数字」と「この数字」を掛け算してね。
という意味の計算式になります。
このように、計算したい数字と数字を直接入力するのが「数値を直接入力して計算するやり方」になります。
数値を直接入力して計算するやり方の注意点
数値を直接入力して計算するやり方場合は以下の点に注意が必要です。
計算対象のセル内の数値を変更しても計算結果は変更にならない。


入力した数値で計算するため、あとから数字に変更があった場合に自動的に計算をし直すことがありません。
エクセルでセルを参照して計算するやり方(おすすめ)
エクセルでセルを参照して計算するやり方を解説します。
計算したいセルをクリックして自動計算する方法です。
例えば、下図のように「商品単価:500」と「注文数:41」を計算する場合は次のような計算式になります。
[=]B4[*]C4

「このセル」と「このセル」を掛け算してね。
という意味の計算式になります。
この方法で入力すると、計算対象のセル内の数値を変更すると自動で計算をし直してくれます。


そのため、計算式はセル参照でのやり方がおすすめです。
セル参照で入力された式はオートフィル機能でまとめて自動計算ができる
セル参照で入力された式は、オートフィル機能を使ってコピーをすると自動計算ができるので効率が上がります。
やり方は以下の通りです。
①最初に計算式を1つ入力します。

②フィルハンドルにマウスを合わせ、[+]の形のまま下にドラッグします。
![フィルハンドルにマウスを合わせ、[+]の形のまま下にドラッグします](https://chiakimemoblog.com/wp-content/uploads/2021/09/excel_fourarithmetic13-min.jpg)
③式がコピーされ、計算結果が自動表示されます。



おわりに
エクセルで計算式を入力する2つのやり方を解説してきました。
- 数値を直接入力して計算するやり方
- セルを参照して計算するやり方(おすすめ)
作業内容によって使分けて、便利に活用してくださいね。

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