【Excel】オートフィルで数字を連続入力する方法|縦・横・5飛ばしの連番を自動入力

エクセルで「1、2、3…」と数字を手入力していると、途中で数を飛ばしてしまったり、入力ミスが起きやすくなります。
そんなときに便利なのが、数字や日付などの規則性のあるデータを自動で続き入力してくれる「オートフィル」機能です。
ただし、数字の場合は「1だけ入力してコピーすればOK」というわけではなく、最初に入力するセルの使い方に少しコツがあります。
本記事では、エクセルのオートフィル機能を使って数字を連続で自動入力する方法を、次の3パターンに分けて、画像付きで分かりやすく解説します。
- 縦方向に連番を入力
- 横方向に連番を入力
- 5飛ばしのような規則性のある数字を入力

エクセルのオートフィルで数字を連続入力する基本(連番の考え方)
オートフィル機能を使った連続数字の自動入力方法は、規則的なデータの入力方法とは少し異なります。
連続で自動入力するためのには、最初に連続する2つのセルに「1」「2」と入力するのが大切です。
ここでは例として、3つのパターンの入力方法を解説します。
- 数字を連続で、列(縦)に入力する方法
- 数字を連続で、行(横)に入力する方法
- 数字を5飛ばしで列(縦)に連続で入力する方法
それでは、実際の入力方法を以下で解説していきます。
①オートフィルで数字を連続入力する方法(縦方向)
例として、1~10の数字の連続データを列(縦)に入力してみます。

- 連続したセルに数字を入力します。(例では、縦に1、2と入力しています)
- 数字を入力した2つのセルを選択します。
- 選択したセルの右下にマウスを合わせ、フィルハンドル(+)を、下にドラッグします。
- 1~10までの縦の連続データが自動入力されます。
②オートフィルで数字を連続入力する方法(横方向)
例として、1~10の数字の連続データを行(横)に入力してみます。

- 連続したセルに数字を入力します。(例では、横に1、2と入力しています)
- 数字を入力した2つのセルを選択します。
- 選択したセルの右下にマウスを合わせ、フィルハンドル(+)を、右にドラッグします。
- 1~10までの横の連続データが自動入力されます。
③オートフィルで5飛ばしの連番を入力する方法
例として、100~150の字の連続データを5飛ばしで列(縦)に入力してみます。

- 連続したセルに5増させた数字を入力します。(例では、縦に100、105と入力しています)
- 数字を入力した2つのセルを選択します。
- 選択したセルの右下にマウスを合わせ、フィルハンドル(+)を、下にドラッグします。
- 100から5ずつ増えた数字の連続データが自動入力されます。
まとめ
オートフィルを使えば、数字を一つずつ手入力しなくても、規則性のあるデータをまとめて自動入力できます。
この記事で紹介した3つの方法を覚えておくと、縦方向・横方向の連番はもちろん、5飛ばしなどの規則性のある数字もすばやく作成でき、入力ミスの防止にも役立ちます。
- 縦方向に数字を連続入力
- 横方向に数字を連続入力
- 5飛ばしの連番を入力
とくに業務で一覧表や管理表を作ることが多い場合は、オートフィルを正しく使えるだけで作業時間を大幅に短縮できます。
ちあき「日付・曜日・月」などの連続データ入力もできるようになると、さらに作業がラクになります。ぜひ参考にしてください。


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