
ワードにはグリッド線があります。
グリッド線を表示し、そのままレポート用紙や便箋のように使って印刷をしたいこともありますよね?
ですが残念なことに、グリッド線は表示することはできても印刷することができません。
そこでグリッド線のような線を作成し、印刷に表示させる方法を紹介したいと思います。
今回は、
ワードのグリッド線のような横線を印刷する方法をお伝えしていきます。
Wordの「グリッド線」とは
グリッド線とは・・・便箋のように目安になる直線のことです

Word(ワード)には、便箋のように文字を入力するときの目安になる「グリッド線」という直線が設定されています。
グリッド線のおかげで、文字を入力する際にまっすぐ直線に文字が並んでいきます。

図1・・・通常、グリッド線は非表示になっています
図2・・・グリッド線を表示させた状態です
Wordでグリッド線を表示する方法
①「表示タブ」をクリックします

②グリッド線にチェックを入れます

③便箋のような目安の線である「グリッド線」が表示されます

「グリッド線」は印刷には表示されない!
レポート用紙や便箋のようなグリッド線を印刷に表示したいときもありますよね。
しかし、残念ながらグリッド線は印刷に表示されません。
グリッド線は、文字入力の目安として必要な場合にだけ表示して使います。
Wordでグリッド線のような線を表示する方法
グリッド線のような線を作る方法は3通りあります。
- 図形の直線で作る方法
- 段落罫線で作る方法
- 表を挿入して作る方法
この中で一番簡単なのが、段落罫線で直線を引く方法!
段落罫線は、段落に引く線のことをいいます。

段落罫線でグリッド線のような線を引く手順
①ワードで白紙の文書を開きます。
※余白の設定は「標準」です。

②【Enter】キーを押して用紙いっぱいに段落を作ります。

③全ての段落を選択します。
【Ctrl】+【A】でページ全体を選択することができます。

④「ホーム」タブ→「罫線」→「線種とページ罫線と網掛けの設定」の順にクリックします。

⑤ダイアログボックスが開きますので、順番に設定をします。
- 「指定」を選択します。
- 線の種類を選択します。
- 設定対象を「段落」にします。
重要! - 線の位置を指定します。
※ここでは、内側と下に線が引かれるように設定してます。 - 「OK」をクリックします。

このダイアログボックスで、線の種類を二重線にしたり、点線にすることもできます。
また、「線の色」や「線の太さ」を指定することもできます。
⑤段落罫線が引かれます。

⑥グリッド線と変わりないように見えますが、印刷プレビューを見ると印刷に表示されていることが確認できます。


段落罫線の幅を広げたい
線の高さを広げたい時には、行間を広くします。


行間が広がれば、線の高さも広がります。


まとめ
ワードのグリッド線のような横線を印刷する方法をお伝えしてきました。
グリッド線のような線が引かれていると、レポート用紙代わりにしたり、イラストや色を付けて便箋として利用することができます。
ぜひぜひ、活用してみてくださいね。