
文書作成のときに欠かせない文字入力。
入力では「ローマ字入力」が一般的です。
しかし、ワープロ時代に文字入力を覚えた方の中には、意外に「かな入力」の方もいたりします。
そこで今回は、
「ローマ字入力」と「かな入力」の違い、そして「かな入力」への切り替え方法をお伝えします。
「ローマ字入力」と「かな入力」の違い
パソコンでの文字の入力方法には、「ローマ字入力」と「かな入力」の2種類あります。
ローマ字入力とは
ローマ字入力とは、キーボードに書かれている「ローマ字」のキーを押して日本語を入力する方法です。
ローマ字は26文字のため、かな入力よりも少ないキーを覚えることで入力することができます。
「あいうえお」と日本語で入力するためには「aiueo」と書かれたキー1文字だけを押しますが、「かきくけこ」からは「kakikukeko」と、2文字以上の組み合わせで入力をします。
キーを押す数は多くなりますが、入力する際の指の移動距離が少ないので、キーの位置を覚えやすく素早く入力ができます。


かな入力とは
かな入力とは、キーボードに書かれている「ひらがな」のキーを押して日本語を入力する方法です。
ローマ字は26文字でしたが、かな文字は「あ~ん」までの50個前後のキーを覚えることで入力することができます。
「あ~ん」までの全ての文字を、ひとつのキーを押して、ひとつの文字を入力できるので、ローマ字入力よりキーを押す数は少なくて済みます。
しかし、「が」や「ぱ」のような濁音・半濁音の入力や、キーの右上の文字はShiftキーを押しながら入力する必要があるなど、難しい部分もあります。


「ローマ字入力」と「かな入力」どちらの方法がいいの?
今では「ローマ字入力」が当たり前になっていますが、ワープロを使っていた方などでは「かな入力」の方も少なくありません。
すでに「かな入力」で文字入力をしている方はわざわざ「ローマ字入力」に変更することはありません。慣れている方法でいいので、そのまま「かな入力」で文字を打ちましょう。
しかしこれから入力方法を覚えるなら、「ローマ字」入力をオススメします。
なぜなら、ローマ字入力の方が覚えるキーの数が少ないから!
「かな入力」が50文字以上のキーの場所を覚えなければならないのに比べて、「ローマ字入力」は26文字と半分のキーを覚えれば、文字を打てるようになります。
覚えるキーも約半分でOKということになります!

「かな入力」モードへの変更方法
今では「ローマ字入力」が主流なので、キーボードを押すと当たり前に「ローマ字入力」で文字の入力をするように設定されています。
「かな入力」で文字を入力するためには、設定を変更する必要があります。
➀通知領域の言語バーの文字部分にマウスをポイントし、右クリックをします

②開いたメニューの中から、「ローマ字入力/かな入力」にポイントし、「かな入力」をクリックします

③「かな入力」モードに変更になりました

おわりに
「ローマ字入力」と「かな入力」の違い、そして「かな入力」への切り替え方法をお伝えしてきました。
わたし自身も「ローマ字入力」で覚えました。
なので「かな入力」のときのキーボードの使い方のほうが難しいです。
もし「かな入力」をしたい方がいたら、設定を切り替えて使用してあげてくださいね。