【Scratchで資格】小学生におすすめ!ジュニア・プログラミング検定
「ジュニア・プログラミング検定」はサーティファイ主催のScratch(スクラッチ)プログラミングの検定試験。
Scratch(スクラッチ)は無料で学習できるプログラミング教材であることはご存知の方も多いはず。
遊びながら学ぶことができるので人気ですよね。
もしもお子様が興味を示しているようなら、せっかくなので目標を作って腕試しをしてみてはいかがでしょうか。
そこで今回は、小学生におすすめの「ジュニア・プログラミング検定 」について解説します。
この本で学習するのがおすすめです!
ジュニア・プログラミング検定とは
ジュニア・プログラミング検定は、サーティファイ 情報処理能力認定委員会が主催する検定試験。
検定の正式名称は「ジュニア・プログラミング検定 Scratch部門」といいます。
子どもたちの成長を段階的に評価することで、自信や達成感につなげ、更なる目標に挑戦する意欲を育てることを目的とした資格試験です。
受験対象年齢は?
年齢制限はなく、誰でも受験することが可能。
小学生はもちろんのこと、中学生や高校生、大人でも受験することができます。
お子様と一緒に遊びながら学び、目標をもって受験するのもおすすめですよ。
未就学児でも受験することは可能ですが、文章を書いて提出する問題があるため、字が書けることが最低条件になるかと思います。
受験料は3,000円以下と低価格
「ジュニア・プログラミング検定 」には4つのレベルが用意されていますが、一番上級の1級でも受験料は3,000円と低価格になっています。
4つのレベルそれぞれに受験料が異なります。
級名 | 試験時間 | 受験料(税込) |
---|---|---|
Gold(1級) | 50分 | 3,000円 |
Silver(2級) | 40分 | 2,800円 |
Bronze(3級) | 40分 | 2,600円 |
Entry(4級) | 30分 | 2,400円 |
受験料は腕試しにチェレンジしやすい安心の低価格!
ジュニア・プログラミング検定試験の流れ
レベルはGold(1級)、Silver(2級)、Bronze(3級)、Entry(4級)が用意されています。
どの問題も最初に「お手本ムービー」を見て、それを参考にプログラムを作成していきます。
試験の流れを実際にダウンロードできる模擬問題で解説してみます。
➀最初にお手本ムービーを見ます。
お手本ムービーは試験の途中、何回でも見ることができます。
②解答で使用するScratchのファイルを開きます。
③問題の指示に従って制限時間内にプログラムを作成します。
実際の試験では、問題はプリントアウトされた問題用紙が用意されます。
④問題の指示通りにプログラムを作り、最後に独自のア創造性を問う「アレンジ問題」を行います。
アレンジ問題では、プログラムを作成するほかに、どんなアレンジを加えたかを文章で記入します。
アレンジ問題が一番の腕の見せ所。
どの級でもこの流れで問題が出題されます。
試験はどこで受けられるの?
試験は北海道から沖縄までと各地にある、サーティファイ認定のジュニア・プログラミング検定随時試験会場で受験することができます。
自宅の近くにあるプログラミングスクールや、パソコン教室などが試験会場になっているかもしれません。
試験会場は、サーティファイ公式「随時試験受験会場検索」ページより検索することが可能です。
まずは無料のサンプル問題に挑戦してみよう!
サーティファイ公式ページより、個人でも無料のサンプル問題をダウンロードすることができます。
興味のある人は、まずは無料のサンプル問題に挑戦してみましょう!
サンプル問題は以下の方法でダウンロードできます。
➀ジュニア・プログラミング検定の「サンプル問題」ページを開き、該当箇所にチェックと入力をし、最後に「登録」をクリックします。
②入力したメールアドレスにURLが送られてくるので、「ジュニア・プログラミング検定サンプル問題」のURLをクリックするとダウンロードすることができます。
③すべての級のサンプル問題を無料で入手することができます。
実際に試験を受けた子どもの反応は?
Scratch(スクラッチ)はブロックを組み立ててゲームを作る感覚なので、柔軟な発想ができる子供には試験もそこまで難しくない様子が見受けられます。
ジュニア・プログラミング検定は大人が受験した方が難しく感じるかも。
ですが、試験では時間という規制がかかりますので、それが苦痛になることもあるみたいです。
実際にScratch(スクラッチ)が好きな小学生に、ジュニア・プログラミング検定を勧めたところとても嫌がられたことがあります。
ここをうまくやる気を出すように誘導し、なんとか試験を受ける方向にもっていくことに成功。
すると、目標ができてことで徐々にモチベーションが上がり、合格に向けての学習意欲を持つことができました。
かなりいい感じです。
見事「合格」を果たしたあとは、次の目標に向かって挑戦する意欲も見せてくれました。
- 目標に向かって努力する
- 目標を達成するために試験に挑戦する
- 努力の結果を目にすることができる
- 次の目標を作れる
遊びが学習に変わるところが、試験を受ける大きなメリットなのかなと思います。
まとめ:学習は公式本で十分です
小学生におすすめの「ジュニア・プログラミング検定 」について解説してきました。
ちなみに、試験のためにプログラミング教室に通はなくとも、学習は公式ブックをまるっと1冊やれば十分合格します!
無料サンプル問題に挑戦して合格できそうならそのまま受験しても良し!
ちょっと難しそうなら本を購入して学習すれば大丈夫です。
習い事はお金がかかるので、まずは本を購入して自宅学習をしてみてはいかがでしょうか。