【仕事で使えるパソコンスキル】何をどのくらいできればいいの?できた方がいい基本的な操作
ワード・エクセルなどのオフィスを覚えたいという相談を数多く受けますが、よく言われるのが「仕事で使えるようになりたい」という言葉です。
そこで今回は、一般的に何がどのくらい出来ればパソコンの基本的なことができる人になるのか、これまでの経験を元にお伝えしたいと思います。
仕事で使うためにできた方がいい基本的な操作
仕事で使えるようなワード・エクセルができるようになりたいという方は、おもに就職や転職を考えている方に多くいます。
ですが仕事で使えるようになるためには、ワード・エクセル以外にもできないと困るパソコンの基本操作があります。
何がどのくらいできればいいのかについて解説していきたいと思います。
仕事で必要性の高いと思われる順番で番号を付けてあります。
①タイピング
パソコン操作の基本は、やはりなんと言ってもタイピングです。
このくらいが、仕事で使えるタイピングの最低条件かと思われます。
- 手元を見ないで入力が出来るタッチタイピングが一番理想
- 手元と画面の両方を見るが、そこそこのスピードで両手で入力ができる
- スピードに自信はないけど、両手で入力ができる
ちなみに、高校生が学校で受けるタイピングの試験は、10分間で300字が合格の最低レベルだったりします。
このレベルだと、タイピングは特別早くはないですが、すごく遅くもないレベルだと思います。
インターネット上の無料サイトなどで、自分がどのくらいタイピングスピードがあるのか、試してみるのもいいですね。
②フォルダ管理
仕事でパソコンを扱うなら、ファイルとフォルダの管理ができないと困ります。
このくらいが、できて当たり前の基本操作かと思います。
- ファイルに名前をつけて保存ができる。
- フォルダーを新規で作成することができる
- どのファイルを、どのフォルダーに保存しているかわかる。
③Excel(エクセル)
このくらいのことができれば、基本的なことができるレベルだと思います。
- エクセルの「セル・列・行」について理解している
- 表の作成と編集ができる
- リボン内の基本的な編集ボタンを使いこなせる
- 列や行の挿入・削除ができる
- グラフの作成と編集ができる
- フィルハンドルの使い方を知っている
- 四則計算のやり方と、オートSUM関数くらいは使える
- 並び替えとフィルタ機能が使える
- 複数シートでの操作ができる
- ページ番号が入れられる
- 用紙の設定と印刷ができる
書いている内容が分からない場合は、エクセルの勉強をする必要があるかと思います。
エクセルについては、会社が求める内容にはかなりの違いがあるので、求める内容によっては、もっとできないと全然通用しない場合があります。
④Word(ワード)
このくらいできれば、簡単なビジネス文書やお知らせ文書などができるレベルです。
- ワードを起動して、文書の入力・編集ができる
- リボン内の基本的な編集ボタンを使いこなせる
- 図形や画像を挿入した文書作成ができる
- 表の入った文書が作成できて、表も編集できる
- ページ番号が入れられる
- 用紙の設定と印刷ができる
例えば面接などで「エクセルができればワードはできなくてもいい」と言われた場合でも、このくらいは使えた方がいいと思います。
⑤メール操作
最近ではFAXが減ってきて、メールの送受信が当たり前になってきています。
送受信ができるだけではなく、「CC、BCC」の意味と使い方も知っておくといいでしょう。
- メールの送受信ができる
- ファイルを添付して送信することができる
- 受信したメールの添付ファイルを保存できる
- CC、BCCの使い方を知っている
- 連絡先の登録や、削除などの管理ができる
⑥写真の取り込み
デジカメやスマートフォンで写真を撮影したものを、資料に使ったり印刷をしたり、会社によっては必要な場合があります。
写真の取り込みくらいはできた方が安心です。
- デジカメからパソコンに写真が取り込める
- スマートフォンからパソコンに写真が取り込める
- 写真のサイズを変更できる
- 写真を資料に取り込める
- 簡単な加工・修正ができる
- 写真の印刷ができる
⑦インターネット
インターネットについては、回線やネットワークなど色々な知識が必要な場合がありますが、下記のようなことができて、最低限必要なレベルかと思われます。
- インターネットを活用して調べ物ができる
- インターネットから画像をダウンロードできる
- ダウンロード・保存ができる
仕事の場では、分からないことは人に聞くばかりではなく、自分で調べることも大切です。
⑧PowerPoint(パワーポイント)
必ず必要ではないとは思いますが、できれば多少操作を知っていると安心ではあります。
- パワーポイントの基本操作ができる
- プレゼンテーションの作成ができる
- 文書作成ができる
- 配付資料を印刷できる
小・中学校では発表に使うことで、もはや定番のパワーポイント。
大人の方が馴染みがない場合が多いようです。
職場によっては、ワードよりもパワーポイントで文書を作成するなんて所もあります。
ワードエクセルばかりではなく、パワーポイントの基礎知識も知っていれば応用が利きます。
仕事で使うためにできた方がいい順番まとめ
今回は、「仕事で使えるには何がどのくらいできればいいか」をお伝えしてきました。
もしもお伝えしている内容と意味が分からない場合は、仕事で使えるレベルではないので勉強をする必要があるかと思います。