


ワード・エクセルなどのオフィスを覚えたいという相談を数多く受けますが、よく言われるのが「仕事で使えるようになりたい」という言葉です。
そこで今回は、一般的に何がどのくらい出来ればパソコンの基本的なことができる人になるのか、これまでの経験を元にお伝えしたいと思います。
仕事で使えるようなワード・エクセルができるようになりたいという方は、おもに就職や転職を考えている方に多くいます。
ですが仕事で使えるようになるためには、ワード・エクセル以外にもできないと困るパソコンの基本操作があります。
何がどのくらいできればいいのかについて解説していきたいと思います。
仕事で必要性の高いと思われる順番で番号を付けてあります。
パソコン操作の基本は、やはりなんと言ってもタイピングです。
このくらいが、仕事で使えるタイピングの最低条件かと思われます。
ちなみに、高校生が学校で受けるタイピングの試験は、10分間で300字が合格の最低レベルだったりします。
このレベルだと、タイピングは特別早くはないですが、すごく遅くもないレベルだと思います。
インターネット上の無料サイトなどで、自分がどのくらいタイピングスピードがあるのか、試してみるのもいいですね。
仕事でパソコンを扱うなら、ファイルとフォルダの管理ができないと困ります。
このくらいが、できて当たり前の基本操作かと思います。
このくらいのことができれば、基本的なことができるレベルだと思います。
書いている内容が分からない場合は、エクセルの勉強をする必要があるかと思います。
エクセルについては、会社が求める内容にはかなりの違いがあるので、求める内容によっては、もっとできないと全然通用しない場合があります。
このくらいできれば、簡単なビジネス文書やお知らせ文書などができるレベルです。
例えば面接などで「エクセルができればワードはできなくてもいい」と言われた場合でも、このくらいは使えた方がいいと思います。
最近ではFAXが減ってきて、メールの送受信が当たり前になってきています。
送受信ができるだけではなく、「CC、BCC」の意味と使い方も知っておくといいでしょう。
デジカメやスマートフォンで写真を撮影したものを、資料に使ったり印刷をしたり、会社によっては必要な場合があります。
写真の取り込みくらいはできた方が安心です。
インターネットについては、回線やネットワークなど色々な知識が必要な場合がありますが、下記のようなことができて、最低限必要なレベルかと思われます。
仕事の場では、分からないことは人に聞くばかりではなく、自分で調べることも大切です。
必ず必要ではないとは思いますが、できれば多少操作を知っていると安心ではあります。
小・中学校では発表に使うことで、もはや定番のパワーポイント。
大人の方が馴染みがない場合が多いようです。
職場によっては、ワードよりもパワーポイントで文書を作成するなんて所もあります。
ワードエクセルばかりではなく、パワーポイントの基礎知識も知っていれば応用が利きます。
今回は、「仕事で使えるには何がどのくらいできればいいか」をお伝えしてきました。
もしもお伝えしている内容と意味が分からない場合は、仕事で使えるレベルではないので勉強をする必要があるかと思います。