


Word(ワード)文書で、小文字で入力した英字の先頭が勝手に大文字になるときの対処法をお伝えしています。
Word(ワード)で英字入力をするとき、全て小文字で入力をしたはずなのに、Enterキーで確定をすると勝手に先頭の文字が大文字に変化してしまう!
この現象に困ったことはありませんか?
設定を変更することで解決することができます。
全て小文字で入力したはずの英字が、Enterキーで確定にすると最初の1文字目が勝手に大文字になってしまう。
どうして!?
これは、「オートコレクト」という機能が働いているから起こる現象です。
オートコレクト機能とは
入力の時のスペルミスや入力ミスを自動的に修正したり、記号などの文字を自動的に挿入してくれる機能です。
例えば、間違えやすい単語を入力したときに、実は間違えているけど自動的に直してくれています。
また、箇条書きを設定して【Enter】キーで確定すると、自動的に箇条書きが続いてくれるのもオートコレクト機能のおかげです。
上手に使えば便利な機能でもありますが、場合によってはただの「おせっかい」機能にもなってしまいます。
「小文字の先頭を勝手に大文字にしてしまう」なんて場合は「おせっかい」な機能として迷惑でもありますよね。
オートコレクトは「オートコレクトのオプション」の操作で、自分で設定を変更して使いやすくすることができます。
ここでは、2通りの設定方法をお伝えしていきます。
例として、【半角モード】で「dog」と小文字で入力したが、「Dog」と、勝手に先頭の1文字が大文字になってしまった場合で解説していきます。
①大文字になってしまった先頭の文字にマウスを合わせます。
②大文字になった先頭の文字の下に表示された「線」にマウスを合わせます。
③「オートコレクトのオプション」が表示されます。
④「オートコレクトのオプション」をクリックします。
ボタンから設定を変更するときには、それぞれどのように変化するかを試してみることをおすすめします!
①「ファイル」→「オプション」をクリックします。
(※ボタン操作からの設定の「オートコレクトオプションの設定」でも同じ操作ができます)
②「文章校正」をクリックします。
③「オートコレクトのオプション」をクリックします。
④「オートコレクト」タブの以下2つの項目のチェックをはずし「OK」をクリックします。
⑤Wordのオプション画面の「OK」をクリックし終了します。
以上で操作は終了です。
次回からは、小文字が勝手に大文字になることはなくなります。
Word(ワード)文書で、小文字で入力した英字の先頭が勝手に大文字になるときの対処法をお伝えしてきました。
オートコレクトは、ただのおせっかいな機能として迷惑に感じるときもあります。
ですが、オートコレクトは自分の使いやすい設定に変更することで、便利な機能として使うことができます。
参考にしてみてくださいね。