


文字入力の基本と入力のコツ、知っていると便利な入力オートフォーマットの活用方法をお伝えしています。
Word(ワード)で文字入力をするとき、ひらがなから漢字にしたり、カタカナにしたりしなくては、読みずらい文書になってしまいます。
入力は基本中の基本であり、最初に覚えなくてはならない、とても重要な操作です。
文書を作成する手順としては、用紙の設定後に文字入力を始めるのがベストです。
入力前に、まずは用紙の設定をするのが上手に文字入力をするための第一歩となります!
文字入力にはいくつかコツがありますので、以下より入力のコツについて解説していきます。
なお、用紙サイズはA4サイズでお伝えしていきます。
文字入力は、必ず左詰めで入力していきます。
真ん中に文字を入力したいと思っても、いきなり真ん中からの入力はできません。
まずは左詰めで入力をし、あとから編集で中央や右に移動をします。
入力範囲は、余白以外の赤で囲まれた部分になります。
入力した文字を漢字やカタカナに変換したいときは「スペースキー」を押します。
入力→変換は以下の手順で行います。
日本語は3種類!
ご存知の通り、日本語には「ひらがな」「カタカナ」「漢字」と3種類あります。
そのため、ひらがなで文字入力をすると、
”「カタカナ」か「漢字」に変換しますか?” という意味で、文字に点線の下線が表示されます。
英語は1種類!
英語では1種類しかありませんので、英語で入力した場合は点線の下線も表示されず、「Enter キー」を押して決定にする必要もありません。
入力時の文章は、文節で区切るとうまく文字変換ができます。
文節とは、文と文の区切りのことです。
「変換キー」は、同じ読み方なら何度でも変更ができる便利キーです。
もちろん「スペースキー」と同じく、文字変換としても使うこともできます。
変換の際に、表示させたい文字と違った文字に変換してしまう場合があります。
そんな時、文字を消して入力しなおしをしなくても「変換キー」を押すと、読み方が同じ文字なら何度でも変換をやり直すことができます。
変換キーは以下のように活用します。
文章が余白にぶつかると自動で次の行に移動します。
キリがよくない部分での改行はせず、自動で次の行に折り返すのが入力のコツです。
文章のキリがいいところ(文章のまとまりができたところ)で次の行に移動したい時には「Enterキー」を押します。
「Enterキー」・・実はとっても重要!
この「Enterキー」には大切な役割があり、ただ単純に改行をするためのキーではありません!
「Enterキー」を押すと図のように左向きの矢印が表示されます。
この左向きの矢印は「段落記号」といいます。
段を落とすと書いた通りに、次の段に移動するときに押すキーです。
この「段落記号」を間違った場所でつけてしまうと、文書を作る時に書式がうまく設定できなくなる可能性があります。
ですので、入力を覚え始めたころの「Enterキー」を押すタイミングは、文章の終わりに「。」を付けた後と覚えておくと間違えが少なく済みます。
それ以外は、余白にぶつかったときに自動で改行をします。
入力オートフォーマットを活用することで、効率よく文書入力ができます。
Word(ワード)では、セットで自動的に入力されるオートフォーマットという機能があります。
例えば、「記」と「以上」・「拝啓」と「敬具」・「前略」と「早々」などが自動で入力されます。
またワードでは、「本日の日付」だけはオートフォーマットで入力ができます。
以下の手順で「本日の日付」を入力します。
①「れいわ」と入力をします。
②変換をすると「令和○年○月○日(Enter を押すと挿入します)」と表示されます。
※○部分には、入力した日の日付が表示されます
③Enterキーを2回押すと、今日の日付が自動で表示されます。
この方法で今日の日付を入力してしまってから、数字だけを入れ替えると入力の手間が省けて効率がよくなります。
文字入力の基本と入力のコツ、知っていると便利な入力オートフォーマットの活用方法をお伝えしてきました。
文字入力はワードだけでなく、すべてに共通します。
まずはタイピングができるようになったら、文字入力のコツを覚えていきましょう。
入力ができるようになったら、次は編集をして見栄えを良くしていきましょう。