
パソコンは常に危険と隣り合わせ。悪意あるウイルス攻撃は後を絶ちません。
特定の人を狙っているわけではなくランダムに攻撃を仕掛けてくるので、もはや誰が被害にあってもおかしくない状況であるため、セキュリティ対策は必須といえます。
パソコンを扱うなら、最低限のセキュリティ対策は必ずしておきましょう。
そこで今回は、
無料でできるセキュリティ対策【Windows Defender】についてお伝えしていきます。
Windows10 の標準装備でセキュリティ対策
Windows10には、マルウェア対策を実行する「Windows Defender」というセキュリティソフトが標準装備されています。
Windows Defender は、ウイルスなどの不正なソフトウェアの侵入をリアルタイムで監視し、即時に削除してくれます。
その他に、Windowsファイアウォールによって外部からの通信を遮断し、マルウェアによるPCへの不正なアクセスを防ぎます。
無料のウイルスソフトの中では、今のところ「Windows Defender」が一番優秀といえます。必ず設定しておきましょう。
Windows Defender の確認方法
以下の方法で Windows Defender でパソコンが保護されているかを確認することができます。
①「スタート」→「設定」をクリックします。

②「更新とセキュリティ」をクリックします。

③「Windows セキュリティ」をクリックし、「ウイルスと驚異の防止」をクリックします。

④「設定の管理」をクリックします。

⑤「リアルタイム保護」が「オン」になっていればOKです。

Windows10 のセキュリティ対策の基本
Windows Defender でセキュリティ対策をするときの基本は、Windows10自体を常に最新の状態にしておくことが大切です。
Windows Update でパソコンを最新の状態にしておきましょう。
Windows update についてはコチラを参照にしてください

Windows Defender だけで大丈夫なの?
Windows Defender はマルウェア対策では確かに優秀です。
なので、安全なサイトの閲覧や動画の視聴くらいしかしない場合なら Windows Defender でも十分なセキュリティ対策といえます。
ただ、最近ではインターネットで買い物をする場合も多いのではないでしょうか?
もしも、ネットバンクやネットショッピングなど、インターネットでお金を扱う場合は有料のセキュリティソフトの導入を推奨します。
Windows Defender はマルウェア対策はしてくれますが、有料ののセキュリティソフトの多くに搭載されている
- 「侵入防止機能」
- 「未知のマルウェアに対する機能」
- 「迷惑メール対策」
- 「個人情報の保護」
- 「ネットバンク保護」
- 「保護者機能」
などといった、マルウェア対策機能以外には対応していません。
Windows Defender は優秀ではありますが、無料でできる最低限のセキュリティ対策だと思ってください。
Windows update についてはコチラを参照にしてください

まとめ
無料でできるセキュリティ対策【Windows Defender】についてお伝えしていきました。
- Windows Defender は、ウイルスなどの不正なソフトウェアの侵入をリアルタイムで監視し、即時に削除してくれる。
- Windowsファイアウォールは、外部からの通信を遮断し、マルウェアによるPCへの不正なアクセスを防いてくれる。
- Windows Update でパソコンを最新の状態にしておくことが重要。
- 安全なサイトの閲覧や動画の視聴くらいしかしない場合なら Windows Defender でも十分なセキュリティ対策ができる。
- インターネットでお金を扱う場合は有料のセキュリティソフトの導入を推奨。
- Windows Defender は、無料でできる最低限のセキュリティ対策。
まとめるとこんな感じです。
最近はパソコンだけでなくスマートフォンも危険と隣り合わせなので、個人的には有料のセキュリティ対策ソフトを購入し、パソコンとスマートフォンの両方にセキュリティ対策をすることをおすすめします。
