
「パソコンの電源を入れたまま少しの間放置していたら画面が真っ暗になっていた」
この状態をスリープ状態といいます。
パソコンの初期設定では消費電力をおさえるために、自動的にスリープになる設定になっています。
電力消費を抑えてくれるので悪いことではないのですが、作業によっては困る場合があります。
そこで今回は、
windows10 での電源オプションの簡単な設定方法をお伝えしていきます。
パソコンのスリープ状態とは
簡単に言いうと、「スリープ」とは、節電機能です。
一定時間パソコンの操作がないときに、電力消費を抑えるためにパソコンの動作を一時的に停止することを「スリープ」といいます。
眠っている状態ですね。
作業を再開したいときには、キーボードやマウスをクリックすると、すぐに画面を表示してくれます。
※「スリープ」になる時間は、パソコンのメーカーによって異なる設定となっています
パソコンでスリープ状態になる状況とは
「スリープ」になる状況をいくつか説明していきます。
①一定時間パソコンを操作しないとき
そのままですが、一定時間パソコンを操作しないと、画面が真っ暗になりスリープ状態になります。
②シャットダウンしない(電源をつけたまま)状態で、パソコンのフタを閉じた場合
ノートパソコンの場合ですが、シャットダウンをしない状態でパソコンのフタを閉じると動作を一時的に停止しいた状態になるため、スリープになります。
③自分でスリープにしたとき
パソコンの電源ボタンを押すと「スリープ・シャットダウン・再起動」という画面が出てきます。
この画面で、スリープをクリックすると一時的に動作を停止することができます。
ちょっとパソコンをしている暇がないけど、用を済ませたらすぐに再開する予定のときなどに自分でスリープにしておくとよいでしょう。

どんなときに電源設定が必要?
では、どんなときに電源設定が必要なのでしょうか?
①画面がすぐに真っ暗になることが不便な場合
自分ではそんなに放置しているつもりがない、ただお喋りをしていただけなのに・・・
など、あまりにもすぐに真っ暗な画面になってしまい不便に感じる場合は電源設定を変更した方がいいでしょう。
②パソコンメンテナンスをするとき
「ディスククリーンアップ」などのメンテナンスを実行するときは、いくつかの操作を実行していきますので、その前に電源オプションの設定を変更することをおすすめします。
③「デフラグ」をするとき
パソコンメンテナンスと同様ですが、特に「デフラグ」をするときには電源オプションの設定を変更してから実行した方がいいでしょう。
作業中に電源が切れたりスリープ状態になると作業は中断し、最初からやり直しということになってしまいます。
そうならないように、あらかじめパソコンが暗くならない設定にしておくことをおすすめします。


電源オプションの設定方法【Windows10】
①「スタートボタン」をクリックします
②「設定」をクリックします

③「システム」をクリックします

④「電源とスリープ」をクリックします
⑤「次の時間が経過後、ディスプレイの電源を切る(電源接続時)」を「なし」にします
⑥「次の時間が経過後、PCをスリープ状態にする(電源に接続時)を「なし」にします

※全ての作業が終了したら元の設定に戻すか、お好みの時間設定にしましょう。
下記画像のように「▼」部分をクリックすると設定時間を選択することができます。

「コントロールパル」からの設定がおすすめです!
もっと詳細な電源設定をしたい時には参考ページはコチラ

まとめ
今回解説してきた内容を簡単にまとめました
- 一定時間パソコンの操作がないと、電力消費を抑えるために一時的にパソコンを停止するスリープ状態になる
- スリープは、電源設定から自分で時間の調節ができる
- 特に「デフラグ」を実行するときには、スリープ状態にならないように電源設定をするといい
- 電源設定は、「電源とスリープ」で変更をすることができる
電源設定は自分自身の状況に合わせて、お好みの時間設定にするとパソコンでの作業がやりやすくなるかと思います。
この機会に、自分のパソコンの時間設定を見直してみてはいかがでしょうか。
