
ハードディスクにシステムエラーや物理的な損傷でデータが記録できなくなった領域などの問題があると、 バックアップやコピーが正常に行えなくなったり、特定のファイルやアプリケーションを正常に開くことができなくなる可能性があります。
そのような場合は、ハードディスクの「エラーチェック」を行うと問題が解決する可能性があります。
そこで今回は、
ハードディスクを検査する「エラーチェック」のやり方をお伝えしていきます。
パソコンのエラーチェックとは
「エラーチェック」とは、ハードディスクに問題がないかどうかを調べて、もし壊れているファイル等あれば自動修復をしてくれる機能です。
windowsに標準で用意されている機能になります。
パソコンで「エラーチェック」を実行する前の4つの注意点
①エラーチェックをするときは、すべてのアプリケーションを閉じてから実行しましょう
②エラーチェック中に他のアプリケーションを起動することはやめましょう
(エラーチェックをしながらインターネットをしたりなど)
③エラーチェック中に電源が切れたり、画面が真っ暗になるスリープ状態にならないように電源設定をしておきましょう


④1カ月に1回程度でOK! 定期的に「エラーチェック」をしましょう
この4つの注意は、快適にエラーチェックするためなので必ず守るようにしましょう。
Windows10 エラーチェックのやり方
Windows 10でエラーをチェックする、簡単な操作方法をお伝えしていきます。
①「エクスプローラー」をクリックします。

②画面左の「PC」をクリックします。

③Windows(C;)を右クリックします。
パソコンによって名称が違う場合がありますが、(C;)の方を右クリックしてください。

④右クリックするとメニューが表示されるので、「プロパティ」をクリックします。

⑤「ツール」をクリックし、次に「チェック」をクリックします。

⑥「ドライブのスキャン」をクリックします。
※「このドライブをスキャンする必要はありません」と表示されているので、スキャンを実行せずに「キャンセル」をクリックして終了してもOKです
※上記以外の画面が表示された場合は、画面の案内に従い、ドライブの修復またはスキャンを行います
⑦エラーチェックが終るまで、そのままにして待ちます。

⑧「お使いのドライブは正常にスキャンされました」と表示されたら「閉じる」をクリックします。

⑨プロパティ画面で「OK」をクリックして操作を終了します。

時間のかかり方は、お使いのパソコン状況によって違ってきます。
まとめ
今回解説してきた内容を簡単にまとめてみました
- 「エラーチェック」とは、ハードディスクに問題がないかどうかを調べて、もし壊れているファイル等あれば自動修復をしてくれる機能です
- エラーチェックをするときは、すべてのアプリケーションを閉じてから実行しましょう
- エラーチェック中に他のアプリケーションを起動することはやめましょう
- エラーチェック中に電源が切れたり、画面が真っ暗になるスリープ状態にならないように電源設定をしておきましょう
パソコンメンテナンス方法の、「エラーチェック」について説明をしてきました。
「ディスククリーンアップ」や「デフラグ」と同様に、月1回程度の定期的なメンテナンスをおすすめします。
