


エクセルとブックについて、そして作業場面によって変化するマウスポインターの形について解説しています。
エクセルでは作業場面によってマウスポインターの形が8通りに変化します。
マウス操作は基本の操作の一つなので、どんな時にどの形状になるのかを知っておくことも大切です。
そこで今回は、エクセルで変化するマウスポインターの形について解説します。
とその前に、先日「今更だけどそもそもエクセルって何?」と聞かれたこともあり「エクセルとは」についても簡単に解説していきます。
Excel(エクセル)はマイクロソフト社が提供する表計算ソフトです。
入力されたデータをもとに計算をしたり、表やグラフの作成をすることができます。
ワードが国語の役割をするとしたら、エクセルは数学の役割をするソフトということになります。
計算に強いソフトなので、事務的な作業では最もよく使われるソフトの一つです。
エクセルでは、ファイルのことを「ブック」といいます。
本をイメージすると分かりやすいと思います。
エクセル全体がブック(本)で、シートは中身の紙の役割をします。
ワードではページが下に長く続きますが、エクセルでは最初に1枚のシートが用意されていて、[Sheet1]の右横にある十字ボタンをクリックしてページを増やすことができます。
エクセルでは作業場面によってマウスポインターの形が9通りに変化します。
どの形がどんな場面でのものなのかを解説していきます。
1.白い矢印 | タブやリボンなどを選択しているとき |
2.白い十字 | ワークシート上にマウスポインターがあるとき |
3.黒い下矢印 | 列を選択する場合 |
4.黒い右矢印 | 行を選択する場合 |
5.左右の矢印 | 列幅を変更するとき |
6.上下の矢印 | 行の高さを変更するとき |
7.黒い十字 | オートフィルやコピーをするとき |
8. I(アイビーム) | セルに文字や数字を入力するとき |
9.黒い矢印十字 | セルの移動をするとき |
以下、画像つき解説になります。
タブやリボンなどを選択しているときのマウスポインターの形です。
ワークシート上にマウスポインターがあるときの形です。
列を選択する場合のマウスポインターの形です。
行を選択する場合のマウスポインターの形です。
列幅を変更するときのマウスポインターの形です。
行の高さを変更するときのマウスポインターの形です。
セル右下のポチっとした四角(フィルハンドル)をポイントすると表示されるマウスポインターの形です。
オートフィルやコピーをするときに利用します。
セルに文字や数字を入力するときのマウスポインターの形です。
表計算ソフトでは、カーソルがセル単位で移動します。
選択したセルの周辺に表示される マウスポインターの形です。
この形のときにドラッグをすると、セルの移動をすることができます。
エクセルとブックについて、そして作業場面によって変化するマウスポインターの形について解説してきました。
今回お伝えしてきた内容
エクセルではいろいろなマウスの形状があります。
基本中の基本なので、ぜひ参考にしてみてください。