Amazon新生活SALE開催!4月1日23:59まで▶CHECK!

【Excel複数条件からデータを抽出】インデックス関数とマッチ関数を組み合わせる便利技

  • URLをコピーしました!

本記事にはプロモーションが含まれています。

おかっぱちゃん

この列の中から、①と②と③の項目にぴったり合ったデータを抽出したいんだけど。

なんてときに便利なのがINDEX関数とMATCH関数を組み合わせです。

この方法を知っていると、VLOOKUP関数より簡単にデータの抽出をすることができます!

そこで今回は、INDEX関数とMATCH関数を組み合わせてデータを抽出する方法を紹介します。

目次

INDEX関数とMATCH関数はこんな関数

まずは「INDEX関数」と「MATCH関数」のおさらいから!

INDEX関数はこんな関数

INDEX(インデックス)関数

指定した範囲の中から、行と列が交差する位置にある値またはセルの参照を返す関数

INDEX関数には「配列形式」と「参照形式」2つの式があります。

配列形式のINDEX 関数では、配列、行番号、列番号 の 3 つの値(引数)を入れて使用します。

=INDEX(配列,行番号,列番号)

参照形式のINDEX 関数では、配列、行番号、列番号、領域番号 の 4 つの値(引数)を入れて使用します。

=INDEX(参照,行番号,列番号,領域番号)

MATCH関数はこんな関数

MATCH(マッチ)関数

指定した範囲の中から該当する値の位置を、行数・列数を数値で返す関数

MATCH 関数は、検査値、検査範囲、照合の種類の 3 つの値(引数)を入れて使用します。

=MATCH(検査値,検査範囲,照合の種類)

INDEX関数とMATCH関数を組み合わせて複数条件のデータを抽出する方法

ここでは一般的によく使う例として、縦に長い複数列ある表の中から、①と②と③の条件にぴったり合った売上額を抽出してみます。

 

以下のようにINDEX関数とMATCH関数を組み合わせて計算式を入力します。

①答えを表示したいセルを選択し、「数式」⇒「検索/行列」⇒「INDEX」をクリックします。

②「配列,行番号,列番号」を選択し「OK」をクリックします。

③配列のボックスにカーソルを表示し、売上額が入力されている「D列」をクリックします。

下に長い表なので、ここでは列ごと範囲選択をしてしまいます。

④行番号のボックスにカーソルを表示し、名前ボックスから「MATCH」関数を選択します。

INDEX関数とMATCH関数が組み合わされます。

⑤検査値のボックスにカーソルを表示し、検査したいすべての条件を入力します。

ここでは「科目:小」と「年度:2019」と「月:6」のすべてに該当する売上額を抽出したいので、「G2&H2&I2」と入力しています。
2つ以上のすべての条件を検査したい場合は「&」でつなぎます。

⑥検査範囲のボックスにカーソルを表示し、検査したいすべての範囲を入力します。

ここでは「科目の列」と「年度の列」と「月の列」のすべての範囲から検査したいので列ごと選択し、「A:A&B:B&C:C」と入力しています。
ここでも2つ以上のすべての範囲を検査したいため「&」でつないでいます。

⑦照合の種類のボックスにカーソルを表示し、完全に一致した値を抽出したいので数字の「0」を入力します。
続いて、INDEX関数に戻るために、数式バーの「INDEX」という文字をクリックします。

列番号のボックスには何も入力せず、「OK」をクリックします。

⑨すべての項目に該当する値が返されます。

INDEX関数とMATCH関数も理解しておこう!

INDEX関数とMATCH関数を組み合わせてデータを抽出する方法を紹介していきました。

INDEX関数とMATCH関数を組み合わせて使うときは、こんな感じで大量のデータの中から該当する値を抽出するときに使うことが多いです。

いきなりの応用編という感じかもしれませんが、知っているとVLOOK関数より柔軟に使うことができるのでとても便利です!

組み合わせで使う前に、改めてINDEX関数とMATCH関数についても理解しておくことをおすすめします。

INDEX関数の基本的な使い方については以下のページを参照してください。

MATCH関数の基本的な使い方については以下のページを参照してください。

手元に1冊おすすめ本
著:尾崎裕子, 著:できるシリーズ編集部
¥1,564 (2023/04/19 17:05時点 | Amazon調べ)

▶他の本もAmazonで見てみる

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次