


エクセルで請求書や予定表などを作成するとき、必ずと言っていいほど入力するのが日付ですよね。
カレンダーでいちいち確認しなくても、自動で入力することができれば便利。
そこで今回は、エクセルで簡単に日付を自動で入力することができる代表的な2つの関数を紹介します。
TODAY(トゥデイ)関数
今日の日付を自動入力する関数
TODAY関数は、パソコンに内蔵されている時計の「日付」を、書式を付けてセルに表示させます。
TODAY関数の式は以下になります。
=TODAY()
自動で日付が入力される関数のため、()の部分は何も入力しません。
例として、TODAY関数を使って請求書の発行日に自動で日付が入力されるようにします。
➀自動で日付を入力したいセルを選択します。
②「数式」タブ⇒「日付/時刻」⇒「TODAY」の順にクリックします。
③関数の引数には何も入力しないので、「OK」をクリックします。
④自動で今日の日付が入力されます。
NOW(ナウ)関数
今日の日付と時間を自動入力する関数
NOW関数は、パソコンに内蔵されている時計の「日付」と「時間」を、書式を付けてセルに表示させます。
NOW関数の式は以下になります。
=NOW()
自動で日時が入力される関数のため、()の部分は何も入力しません。
例として、NOW関数を使って請求書の発行日時に自動で日付と日時が入力されるようにします。
➀自動で日時を入力したいセルを選択します。
②「数式」タブ⇒「日付/時刻」⇒「NOW」の順にクリックします。
③関数の引数には何も入力しないので、「OK」をクリックします。
④自動で今日の日時が入力されます。
NOW関数を使ったのに時刻が表示されない場合は、表示形式を変更しましょう。
NOW関数では時刻も表示されるはずですが、セルの表示形式の設定によっては日付しか表示されない場合があります。
そのときは見た目の表示を変更すれば時間も表示されるようになります。
表示の変更は以下の手順で行います。
①「ホーム」タブの数値グループのダイアログボックスを表示します。
②種類から表示したい形式を選択し、「OK」をクリックします。
日付や時刻を最新の状態にしたい場合は、キーボードの【F9】を押すと最新の状態に更新します。
エクセルで日付を自動入力できる2つの関数を紹介してきました。
TODAY関数とNOW関数は日付の関数としては最も簡単な関数と言えます。
引数を入力する必要がないので、初心者の人でも覚えやすいと思います。