


コピーと切り取りの違い、コピペの意味と3つの操作方法について。そして、切り取り・貼り付けの3つの操作方法についてを合わせてお伝えしています。
パソコンを使っていると、たくさんの分からない言葉を耳にするかと思います。
そんな中でもよく耳にする言葉「コピペ」の意味と3つの操作方法を解説しています。
また、「コピペ」と似ている操作である「切り取り」「貼り付け」との違いと操作方法についてもお伝えしていきます。
そもそも「コピペ」ってなに?
「コピペ」とは、「コピー&ペースト」の略で、以下のような意味になります。
文書作成をしたことがある方なら、すでにこの操作をしたことがあるかもしれません。
コピー・貼り付けの操作のこと、これを略して「コピペ」といいます。
「コピペ」の操作方法、今回は3つの操作方法をお伝えします。
今回はWord文書作成を想定して、リボンの機能を使って「コピペ」をしていきます。
リボンの機能を使う方法は、操作の基本になります。
えっ?「リボン」ってなに?
「リボン」とは、下記図の赤い枠で囲まれた部分のことです。
このリボンの中の、「コピー」「貼り付け」の機能を使って「コピペ」をしていきます。
①下記文書ファイルの赤枠部分、○月○日を、実施日の右側に「コピペ」します。
②コピーしたい部分を範囲選択します。
③「コピー」をクリックします。
④次に、貼り付けたい場所をクリックします。
⑤「貼り付け」をクリックします。
⑥実施日の右側に同じ日付が複写され、「コピペ」が完了しました。
先程の文書を使って、今度は右クリック操作で「コピペ」をしていきます。
リボンのどこにどの機能があるのか分からない場合には、右クリックでの操作がおすすめです。
①下記文書ファイルの赤枠部分、○月○日を、実施日の右側に「コピペ」します。
②コピーしたい部分を範囲選択します。
③範囲選択をした部分にマウスでポイントし、右クリックをします。
④メニューが出るので、その中から「コピー」をクリックします。
⑤貼り付けたい場所の上で右クリックをし、開いたメニューの中から「貼り付け」をクリックします。
⑥実施日の右側に同じ日付が複写され、「コピペ」が完了しました。
右クリックでの「コピペ」は、文書作成以外でも使える場面がたくさんあります。
右クリックでの操作を覚えておくと、困ったときにはとても便利になります。
困った時の右クリックと覚えておきましょう!
キーボードのショートカットキーを使って「コピペ」の操作をすることもできます。
マウスをあまり使わずに操作したい時にはとても便利な操作方法になります。
①下記文書ファイルの赤枠部分、○月○日を、実施日の右側に「コピペ」します。
②コピーしたい部分を範囲選択します。
③キーボードのCtrlとCを同時に押します。
(目には見えませんが、この操作でコピーができています)
④次に、貼り付けたい場所をクリックします。
(キーボードのやじるしキーで移動してもOKです)
⑤キーボードのCtrlとVを同時に押します。
(この操作で貼り付けができます)
⑥実施日の右側に同じ日付が複写され、「コピペ」が完了しました。
「Ctrl+C」「Ctrl+V」を同時に押すがうまくできないんですが、タイミングはあるんですか?
押すタイミングは、先に「Ctrl」を押して押した指を放さずに、別の指で「C」または「V」を押すと、同時にうまく押すことができます。
「コピー」と似た操作で、「切り取り」という操作があります。
操作方法は似ていますが、使い方が全く違います。
コピー | 複写する(同じものを増やす)操作 |
---|---|
切り取り | 移動する操作 |
「コピー」は選択した文字列などを「複製するとき(増やすとき)」に使う機能
「切り取り」は選択した文字列などを「移動」するときに使う機能
「切り取り」「貼り付け」は、選択範囲を切り取って、別の場所に貼り付ける操作です。
「切り取り」は選択した文字列などを「移動」するときに使う機能で、切り取った文字列は別の場所に貼り付けて使います。
以下より、「切り取り」「貼り付け」の3つの操作方法をお伝えしていきます。
リボンの機能を使って「切り取り」「貼り付け」をしていきます。
リボンの機能を使う方法は、操作の基本になります。
①下記文書ファイルの赤枠部分、○月○日を、実施日の右側に「切り取り」「貼り付け」をします。
②切り取りたい(移動したい)部分を範囲選択します。
③「切り取り」をクリックします。
④次に、貼り付けたい場所をクリックします。
⑤「貼り付け」をクリックします。
⑥実施日の右側に同じ日付が移動され、選択した部分は消えてしまいました。
先程の文書を使って、今度は右クリック操作で「切り取り」「貼り付け」をしていきます。
リボンのどこにどの機能があるのか分からない場合には、右クリックでの操作がおすすめです。
①下記文書ファイルの赤枠部分、○月○日を、実施日の右側に「切り取り」「貼り付け」します。
②切り取りたい(移動したい)部分を範囲選択します。
③範囲選択をした部分にマウスでポイントし、右クリックをします。
④メニューが出るので、その中から「切り取り」をクリックします。
⑤貼り付けたい場所の上で右クリックをし、開いたメニューの中から「貼り付け」をクリックします。
⑥実施日の右側に同じ日付が移動され、選択した部分は消えてしまいました。
キーボードのショートカットキーを使って「切り取り」「貼り付け」の操作をすることもできます。
マウスをあまり使わずに操作したい時にはとても便利な操作方法になります。
「Ctrl+X」=「切り取り」
「Ctrl+V」=「貼り付け」
①下記文書ファイルの赤枠部分、○月○日を、実施日の右側に「切り取り」「貼り付け」をします。
②切り取りたい(移動したい)部分を範囲選択します。
③キーボードのCtrlとXを同時に押します。
(目には見えませんが、この操作でコピーができています)
④次に、貼り付けたい場所をクリックします。
(キーボードのやじるしキーで移動してもOKです)
⑤キーボードのCtrlとVを同時に押します。
(この操作で貼り付けができます)
⑥実施日の右側に同じ日付が移動され、選択した部分は消えてしまいました。
「Ctrl+X」「Ctrl+V」を同時に押すがうまくできないんですが、タイミングはあるんですか?
押すタイミングは、先に「Ctrl」を押して押した指を放さずに、別の指で「X」または「V」を押すと、同時にうまく押すことができます。
コピーと切り取りの違い、コピペの意味と3つの操作方法について。そして、切り取り・貼り付けの3つの操作方法についてを合わせてお伝えしてきました。
コピー | 複写する(同じものを増やす)操作 |
---|---|
切り取り | 移動する操作 |
「コピー」も「切り取り」も操作方法は似ています。
でも内容は全く違っていますので、それぞれを理解して活用してみてくださいね。