


転職・就職に有利なパソコンの資格で初心者におすすめなのは、やはりワード・エクセルの資格取得です。
なかでも一番のおすすめは、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)です。
「そもそもMOS資格ってなに?」
「MOS資格は初心者が独学で取得可能なの?」
初心者の人には疑問もありますよね。そんな疑問にお答えします。
そこで今回は、MOS資格試験の試験内容と難易度、資格を取得するための勉強方法を解説していきます。
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MOS資格検定とは
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)とは、ワード・エクセルなどのオフィスソフトの利用スキルを証明する資格試験です。
パソコン資格試験はたくさんありますが、世界シェアNo1のマイクロソフト社が資格認定する、最も認知度が高い世界に通用するPCの資格試験です。
MOSの資格を持っているということは、ワード・エクセルなどOffice製品を基本的に使えるということの証明になるため、就職や転職に有利になる資格のひとつといえます。
資格取得試験は、Word(ワード)・Excel(エクセル)・PowerPoint(パワーポイント)でそれぞれ別々に行います。
また、ワードとエクセルには、スペシャリスト(一般)とエキスパート(上級)の2レベルが用意されています。
MOS公式サイト
https://mos.odyssey-com.co.jp/index.html
大まかな説明は下記になります。
マイクロソフトオフィス製品はバージョンごとに新しい機能が追加・改良されるため、各バージョンごとに試験を受ける必要があります。
例えば、ワードの試験を受ける場合、「Word(ワード)2016」か「Word(ワード)2019」かなど、どのバージョンで試験を受けるのか選ぶ必要があります。
また、バージョンごとに試験内容も若干違っています。
資格のバージョンアップ・更新制度はありません。
新しいバージョンの資格を取得したい場合は、あらためて新しいバージョンの科目を受験する必要があります。
例えば、Word(ワード)2007の資格を取得しているが、現在ではもう古くて通用しないかもしれないと思ったら、新たにWord(ワード)2016や2019の受験をする必要があります。
受験料はいくらかかるの?
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)の受験料は下記の通りです。
一般価格 | 10,780円(税込) |
学生価格 | 8,580円(税込) |
価格は、1科目の価格なので、Word(ワード)とExcel(エクセル)の2科目を受験する場合は、上記価格の2倍の受験料になります。
また、学生価格に該当する学生とは下記になります。
その他に、試験運営会社が認める学校に在籍する児童・生徒・学生の方が学割対象となります。
結論から言うと、
独自に勉強しても合格することは可能です!
MOS検定のスペシャリストは一般レベルといわれ、基本的なパソコン操作ができる方なら誰でも挑戦できるレベルといわれています。
それなら初心者でも少し勉強すれば大丈夫かも
一般レベルといわれると、このように勘違いしてしまう方もいますが、実際に試験を受けた感想と初心者の方の場合とを比較すると、そんなに簡単な一般レベルとはいえないのが現実ではあります。
つまり、ワード・エクセルともに普段実務で多少使用していて、ワード・エクセルの知識がある場合に限り独自に勉強をしても合格することが可能になります。
MOS資格検定の大まかな出題範囲は以下になります。
Word
他にも使う機能はありますが、上記のような内容を、MOSでは一般的な操作レベルといいます。
Excel
他にも使う機能はありますが、上記のような内容を、MOSでは一般的な操作レベルといいます。
この出題範囲を知ったときにMOSの一般レベルとは、仮に「初級・中級・上級」と区分した場合「中級」レベルなんだなと感じました。
以下、3つのタイプに分けて、難易度を表現してみました。
教材本を見て内容がよく分かる方なら試験画面や出題傾向になれれば合格可能
教材本を購入して試験勉強をすれば合格を目指すことが可能なレベル
・まずは知識を身につける必要あり
・全くのパソコン初心者の場合なら、パソコン教室などで学習をした方が近道
・基礎知識を身につけてから、さらに資格試験に向けての学習をした方がいいレベル
あくまでも個人的ではありますが、実際にパソコン初心者の方とかかわってみての感想になります。
また、普段実務でよくオフィスソフトを使われている方であっても、試験に向けての勉強は必要です。
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)の勉強方法には、対策教材を購入して独自に学習する方法と、パソコンスクールなどで学習する方法があります。
ここからは経験談になりますが、わたし自身は対策教材を購入して独自の学習で資格取得をしています。
わたしの場合は、Word と Excel ともに普段実務で多少使用していて、ワード・エクセルの知識は少しあった状態でしたので、対策テキストを購入して独自に勉強をしました。
対策テキストは、FOM出版の模擬試験が収録されているものを購入し、模擬試験を繰り返し実施するという勉強方法を行いました。
模擬試験は実際の試験同様で時間制限がありますが、時間内に終わらなかったり、間違えたところは後から見直すこともできるようになっています。
模擬試験で間違えたところはテキストの解答でやり方を学習し、次の模擬試験では正解できるようにしていきました。
テキストは丁寧に解説がされているので、とても見やすかったです。
70点以上が合格なので、どの模擬テストでも90点以上になるまで繰り返し模擬テストを実施しました。
その結果、実際の試験では時間内にスムーズに問題を解くことができました。
単純かもしれませんが、
これを守ってMOSスペシャリスト資格を取得することができました。
\「気になる資格がみつかるサイト・資格Hacks」で記事を紹介していただきました^^ /
MOS資格を取得したら履歴書に記載することができるので、スキルの証明のためにぜひ記載してください。
履歴書に記載する場合は4通りあり、いずれかの書き方で記載します。
※マイクロソフト公式ページに従っています。
(例)MOS 365&2019 Excelに合格した場合、以下の4通りの書き方が可能です。
(例)MOS 2016 Wordに合格した場合、以下の4通りの書き方が可能です。
ここでは、対策教材を購入して独自に学習するための対策テキストをご紹介していきます。
MOS試験の勉強をするなら、個人的には”FOM出版”の対策テキストがおすすめです。
このテキストなら、MOS試験の内容を1冊ですべてカバーでき、模擬試験も収録されています。
特にこの模擬試験を繰り返し実践することが一番のおすすめです!
模擬試験を繰り返し実践して、常に合格点に達するようになれば、確実にMOS試験合格を目指すことができます。
わたしもこのFOM出版のテキストで勉強をして合格しました
このテキストでは、練習問題+機能の説明+操作手順という3ステップでしっかり実力を身に付けられます。
またインターネットから無料でダウンロードができる、模擬テスト体験版を実践することができます。
ここは段落ブロックです。文章をここに入力してください。
本当は独学じゃ自信がないんだけど・・・
一人で学習をするだけでは不安を感じる人には資格対策講座の受講がおすすめですよ
通信講座ではピンポイントで資格取得の学習ができるため資格取得の近道となります。
資料請求は無料なので、とにかく気になったらすべての講座の資料を集めて比較してみるのがコツです。
生涯学習のユーキャンは通信講座の大手資格サイトです。
マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)講座は、150以上の講座があるユーキャンサイト内でも人気ランキング5位を誇る人気講座の一つです。
解説が丁寧なので、独学に少しでも不安のある方にはおすすめの通信講座です。
ヒューマンアカデミー
ヒューマンアカデミーのオフィス対策講座
受講生限定で無料のWindows入門講座・Mac入門講座もあるので、パソコン操作に自信がない方でも安心して始められます!
最初から講座の申し込みをするより、まずは資料請求をして検討をすることをおすすめします。
現在大原のMOS対策講座では3つの学習スタイルが用意されています。
➀「教室通学」⇒決まった日程・時間に教室で講義を受けるスタイル
②「映像通学」⇒映像学習⽤に収録した講義を自分のスケジュールに合わせて受講するスタイル
③「Web通信」⇒インターネット環境があれば、いつでもどこでも大原の講義が受講できるスタイル
大原といえば通学の学習スタイルが人気ですが、現在は通信教育の申込者が増加の傾向にあります。
試験内容と難易度、MOS資格を取得するための勉強方法をお伝えしてきました。
実際の体感として、全くのパソコン初心者の方ではちょっと難しい教材本ではあります。
ですが普段オフィスの操作をしているような方なら、教材本で勉強をしてしっかり実力をつければ、MOS試験合格を目指すことが可能です。
以前わたしが試験を受けた先のパソコン教室講師の方に、「FOM出版の本を勉強したくらいでは難しい」と言われてしまったこともありました。
確実に合格できるようにと言ってくれたのかもしれませんが、そう言われると自信がなくなってしまうんですよね。
しかしそんなことはありませんでした。
実際にわたしはFOM出版の教材テキストだけで合格することができました。
就職・転職のために、また自分自身のスキルアップのために、ぜひ資格取得を目指してみてください。