【アカウントって何?】IDとパスワードの違いを初心者さんにも分かるように解説します!
アカウントの意味と、ID と パスワードの違いについてを、初心者さんにも分かるように解説していきます。
パソコンやスマホでインターネットを利用していると、「アカウントを登録してください」という言葉をよく見ますよね。
アカウントを作成することにはちゃんと意味がありますが、そもそもアカウントが何か分からなくて困ってしまうパソコン初心者の方って意外に多くいます。
普段なんとなく画面の指示に従って入力をしている方も多いのではないでしょうか?
- 「そもそもアカウントの意味が分からない」
- 「アカウントとパスワードの違いは?」
- 「IDとパスワードって何が違うの?」
こんな疑問をもつ方は意外に多くいますし、実際によく聞かれます。
そこで今回は、アカウントの意味やID と パスワードの違いについてを、初心者さんにも分かるように解説していきます。
アカウントとは
インターネット上のサービスを受ける権利の意味が分からない
例えば、インターネットサービスの一つであるAmazonで買い物をするとしましょう。
Amazonで買い物をする権利 = インターネット上でサービスを受ける権利
ということになります。
ここではAmazonを例にしていますが、インターネット上で受けることができるサービスは他にもたくさんあります。
- Amazon
- 楽天市場
- Yahoo!
- LINE
すでに利用している人も多いのではないでしょうか
これらのインターネットサービスを使うには「インターネット上のサービスを受ける権利(アカウント)」を作成する必要があります。
アカウントの意味
例えば、DVDをレンタルするために、用紙に名前や電話番号などの個人情報を記入して事前に会員登録をしたことはないですか?
それと同じで、「アカウントを作成する」=「会員証を作成する」という意味になります。
- Amazonで買い物をするために「アカウントを作成する」
- Amazonで買い物をするために「会員証を作成する」
買い物をするために、「事前に会員登録をしてくださいね」「登録しないと買い物ができませんよ」と言われているような感じです
アカウントが必要な理由
どうして「アカウント」を作らないといけないの?
アカウントを作らないといけない理由は、個人情報が必要だからです。
インターネットで買い物をするときには、家まで配送してもらうために
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
などの、個人情報を入力しないと買い物ができません。
これらの情報を買い物をするたびに入力するのは面倒ですよね。
そのため、アカウントを事前に作成しておく必要があります。
IDとは
「ID」は他人と識別するためのものなので、あとから変更することは不可能です。
(ユーザー名とかユーザーIDという呼び方をするwebサービスもあります)
インターネットの世界では、
「ID」=「住所」や「名前」
という役割になります。
パスワードとは
現実の世界でも鍵や暗証番号が変更することができるように、「パスワード」は忘れてしまっても変更をすることが可能です。
インターネットの世界では、
「パスワード」=「鍵」や「暗証番号」
という役割になります。
パスワードを設定するときには注意が必要!
入力のときに気付いている方も多いと思いますが、「ID」は誰にでも見えるように表示されていますが、「パスワード」は非表示なことが一般的です。
それは、「パスワード」は自分だけの「大切な鍵」だからです。
例えば、家の鍵をなくしたり盗まれたりしたら不法侵入されてしまうかもしれませんよね。
それと同じで、「ID」が誰かに知られてしまっても、「パスワード」が知られていなければ誰かに情報が見られてしまうようなことはありません。
なので、「パスワード」の設定と管理には十分気をつけましょう!
「ID」と「パスワード」の違い
アカウントを作成するということは、個人情報をインターネット上に保存しておくことになります。
ここで一つ心配なことが起こってきますよね。
個人情報をインターネット上に保存して大丈夫なのでしょうか?
そこでインターネット上の個人情報を守るために必要なのが、「ID」と「パスワード」ということになります。
現実の世界にも、家にはそれぞれ住所があり、そして家に入るための鍵がありますよね。
- 「ID」=同じものは存在しないので変更不可
- 「パスワード」=万が一忘れてしまっても変更可能
という違いがあります。
自分だけの名前や住所(ID)と、自分だけの鍵(パスワード)を作ることで、自分の身(個人情報)を守ることができます!
パソコン 初心者さんに「パスワード」を設定してもらうときは、当たり前かもしれませんが、”自分しかわからないけど絶対に忘れないもの”を設定してもらうようにしています
初心者に理解してほしい【アカウント】=【ID+パスワード】
初心者の方で勘違いをしている方が多いのですが、「アカウント」と「ID」と「パスワード」の3つではありません。
【アカウント】=【ID+パスワード】
となり、「ID」と「パスワード」の2つをセットにして「アカウント」ということになります。
しつこいようですが、間違えやすいことなので理解してほしいと思います。
アカウントとは、
- ID
- パスワード
この2つのことを指します。
4つのよく利用するインターネットサービスのアカウント
下記は、よく利用するインターネットサービスでアカウントを求められたときに何を入力するかを表にしたものです。
サービス名 | ID | パスワード |
---|---|---|
Amazon | メールアドレス (任意のメールアドレス) 携帯電話番号 | パスワード |
楽天市場 | メールアドレス (任意のメールアドレス) | パスワード |
Yahoo! | メールアドレス@の前 「●●●●」部分 (●●●●@yahoo.co.jp) メールアドレス (●●●●@yahoo.co.jp) 携帯電話番号 | パスワード または 確認コード |
Gメールアドレス (●●●●@gmail.co.) | パスワード |
最近は、「Googleアカウント」や「Yahoo!アカウント」があれば新しくアカウントを作成する必要がないインターネットサービスも多くなってきています。
例えば「Youtube(ユーチューブ)」なども、Googleのアカウントで利用することができます。
自分のアカウントは必ず分かるようにしておきましょう!
「ログイン」と「ログアウト」
「ログイン」と「ログアウト」についても教えてください。
例えば、CDをレンタルするときには会員証を提示しますよね。
会員証は、本人であることを確認するために提示しています。
それと似た状態で、インターネット上のサービスを受けるとき(インターネットで買い物をするときなど)には、「ID」と「パスワード」が必要になります。
「ID」=「名前」
「パスワード」=「鍵」
つまり、自分の家に入るための鍵が必要になるということです。
このように、自分以外の誰かに勝手に侵入されないための仕組みが「ログイン」だといえます。
家に入るための本人確認で、名前または住所を名乗ります。
それに加え、鍵が一致しないと中には入れません。
「ログイン」はその確認をするための仕組みです。
「ログアウト」はその逆で、家から出ていくことということになります。
※webサービスによっては「サインアウト」や「ログオフ」の場合もあります
家を出るときには鍵を閉めて出かけますよね。
それと同じだと思ってください。
「ログイン」をして買い物等を楽しんだ後は、しっかり鍵を閉めて終了するために、「ログアウト」をしましょう。
「ログアウト」をしてない状態は、いつでも鍵が開けっぱなしの状態と同じだと思ってください。
まとめ
アカウントの意味やID と パスワードの違いについて解説してきました。
パソコン用語って、ちょっと難しい感じがしますよね。目に見えないものだからこそ、なんだか理解しずらいのも納得です。
- インターメット上のサービスのことをWebサービスという
(例)インターネットで買い物をする = インターネット上のサービス - 「アカウント」とは、インターネット上のサービスを受ける権利のこと
(例)Amazonで買い物をする権利 = インターネット上でサービスを受ける権利 - 「アカウント」がないとインターネットでサービスが受けられない
- 「アカウント」を作らないといけない理由は個人情報が必要だから
- インターネットで買い物をするときには【氏名、住所、電話番号、メールアドレス】などの個人情報を入力しないと買い物ができない。なぜなら、商品を配送してもらうから
- インターネット上の個人情報を守るために必要なのが、「ID」と「パスワード」
- 「ログイン」は、個人情報を守るための「ID」と「パスワード」が本人であるのか確認するための仕組み
- 自分以外の誰かに勝手に侵入されないための仕組みが「ログイン」
「ID」と「パスワード」が一致しないと「ログイン」に失敗する - 「ログアウト」はインターネット上のサービスを受ける権利を中断すること
ようは、CDやDVDをレンタルする際の会員証と同じ役割だと思ってください。
Googleアカウント | Googleっていうお店で会員証を作っているようなもの |
dアカウント | ドコモっていうお店で会員証を作っているようなもの |
インターネット上にもたくさんのお店があるので、それぞれに会員登録が必要になってくるというわけですね。
お店で会員証を作っていると思えば、何となくでも分かりやすいのではないでしょうか。