【Word】テキストボックスに入力できる文字数を指定(制限)する方法
アンケートなどで「〇〇文字以内」で入力してもらうなどのように、これ以上入力できないように文字数を指定(制限)したいときがあります。
ワードでは、テキストボックスに入力する文字を指定(制限)することができます。
そこで今回は、ワードでテキストボックスに入力できる文字数を指定(制限)する方法を紹介します。
ワードでテキストボックスに入力できる文字数を指定(制限)する方法
テキストボックスに入力する文字数を指定(制限)するには、「ActiveXコントロールのテキストボックス」を挿入して行います。
「ActiveXコントロールのテキストボックス」は、「開発」タブ内にあります。
「開発」タブは初期設定では表示されていないので、表示するところから順番に手順を解説していきますね。
もしも「開発」タブが最初から表示されている場合は、手順③から進めてください。
以下の手順でテキストボックスを作成します。
①どこでもいいのでリボンの上にマウスをのせ右クリックをし、続いて「リボンのユーザー設定」をクリックします。
②「開発」にチェックをし、「OK」をクリックします。
③テキストボックスを挿入したい個所にカーソルを表示し、「開発」タブ→「以前のバージョンのツール」→「テキストボックス(ActiveXコントロール)」の順にクリックします。
④テキストボックスが挿入されたら、お好みの大きさに調整しましょう。
⑤テキストボックス内で右クリックをし、「プロパティ」をクリックします。
⑥プロパティが表示されるので、まずは一番上の項目がTextBoxになっていることを確認しましょう。
確認後「項目別」をクリックし、「MaxLength」に指定(制限)したい文字数の数値を半角で入力します。
⑦「デザインモード」をクリックします。
⑧指定(制限)した文字数が入力できるようになります。
指定した文字数以上は入力できません。
ActiveXコントロールのテキストボックスで【Enter】キーで改行できるようにする
上記の設定のみでは、【Enter】キーで改行することができません。
【Enter】キーで改行できるようには、プロパティで以下の設定をします。
- 「MultiLine」を「True」にする
- 「EnterKeyBehavior」を「True」にする
すると、【Enter】キーで改行ができるようになります。
改行も1文字としてカウントされます。
必要なら編集の制限をすることも可能
必要なら誰にも編集されないように制限をすることもできます。
①「編集の制限」をクリックします。
②「ユーザーに許可する編集の種類を指定する」にチェックをし、「フォームへの入力」を選択し、「はい、保護を開始します」をクリックします。
③保護の開始が表示されるので、「OK」をクリックします。
パスワードは必要であれば設定しましょう。
以上で編集の制限は完了です。
編集の制限を解除したいときは、「編集の制限」を開き、下の方にある「保護の中止」をクリックします。
おわりに
ワードでテキストボックスに入力できる文字数を指定(制限)する方法を紹介してきました。
手順通りに設定を行えば決して難しくありません。
ぜひご活用ください。
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