
Excel(エクセル)に入力されている住所録などで、住所の記載はあるのに郵便番号が入力されていなくて困ることはないですか?
件数が少ないならインターネットで郵便番号検索をして調べてもいいのですが、件数が多いと調べるだけでもかなり時間がかかってしまいます。
そこで今回は、
エクセルで住所から郵便番号を表示させる郵便番号変換ウィザードの活用方法をお伝えしていきます。


郵便番号変換ウィザードってなに?
郵便番号変換ウィザードは、正式には「Excel アドイン: 郵便番号変換ウィザード」といいます。
「Excel アドイン: 郵便番号変換ウィザード」は、住所から郵便番号を自動作成してくれる便利なツールです。
また、郵便番号から住所を作成することもできます。
Excelアドインとは、Excelをさらに便利に使えるようにするためのツール(道具)のことです。
元々エクセルに付属しているアドインもありますが、Microsoftのサイトから必要に応じてダウンロードできるアドインもあります。
使いたいアドインを有効にすることで、その機能を使えるようになります。
郵便番号変換ウィザードの設定方法
郵便番号変換ウィザードを設定する手順は以下になります。
- 郵便番号ウィザードをダウンロードする
- アドインを保存する
- アドインを有効にする
郵便番号変換ウィザードをダウンロードする
Microsoftが運営している「CodePlex」より「郵便番号変換ウィザード」をダウンロードします。
ダウンロードページ右上の「download archive」をクリック、ダウンロードをしましょう。
※保存先が選べる場合は、デスクトップなど分かりやすい場所に保存しましょう。

アドインを保存する
➀ダウンロードしたファイルを開き「01900f62-c4f4-4e49-9d06-5fe74334ee80」をコピーします。

- 「excelzipcode7japan」を開きます。
- 「releases」を開きます。
- 「0」を開きます。
- 「01900f62-c4f4-4e49-9d06-5fe74334ee80」をコピーします。
②コピーしたファイルを貼り付けます。
「C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\root\Office16\Library」

管理者の権限の確認が表示された場合は「続行」をクリックします。

③貼り付けたファイルの名前を「zipcode7」に変更します。
※管理者の権限の確認をされるので「続行」をクリックします。

アドインを有効にする
➀エクセルを開き「ファイル」をクリックします。

②「オプション」をクリックし、表示されたExcelのオプションから「アドイン」クリックします。
管理がExcelアドインであることを確認し、「設定」をクリックします。

- 「オプション」をクリックします。
- Excelのオプションが表示されたら「アドイン」をクリックします。
- 管理「Excelアドイン」にし、「設定」をクリックします。
③「郵便番号ウィザード」にチェックをし「OK」をクリックします。

④設定後エクセルを閉じ、再度開くと「アドイン」に「ウィザード」が表示されます。

Excelで住所から郵便番号を表示させる方法
➀「アドイン」→「ウィザード」→「郵便番号変換」をクリックします。

②「住所から郵便番号を生成する」にチェックをし、「次へ」をクリックします。

③「住所データのセル範囲」と「郵便番号を出力するセル範囲」をそれぞれ選択し、「次へ」をクリックします。

④「完了」をクリックします。

郵便番号変換中のエラーや警告メッセージの出力方法では、郵便番号を出力できなかった時の設定を選択することができます。
「指定したセル範囲に出力する」を選択した場合は、エラーを表示するためのセル範囲を設定する必要があります。
⑤指定した範囲に郵便番号が表示されます。

まとめ
エクセルで住所から郵便番号を表示させる郵便番号変換ウィザードの活用方法をお伝えしてきました。
一つ一つ調べていくことを考えれば、かなりの時短になります!
ただし表示されない郵便番号もありますので、表示されなかったものについては後から調べて入力してくださいね。
