
我が家にはミニチュアダックスフントドがいます。
ダックスは足が短いので、腰に負担がかかります。
そのため、特に太りすぎに注意が必要です。
しかし5歳くらいのときに、一時期まるまると太ってしまい、体重は7キロ超に!!
これはまずいとダイエットをした時のお話です。
ミニチュアダックスフンドの適正体重
ミニチュアダックスフンドの適正体重は、
- ●オスの成犬 → 4.5~5キロ
- ●メスの成犬 → 4.5キロ
ということだそうです。
適正体重はこのくらいだそうですが、個体差によって適正に違いはあります。
肥満かどうかの簡単な判断としては、
- わんちゃんを上から見て「くびれ」があるかどうか
- 普通に立った状態で体をかるく触り、肋骨が指で感じられるか
だと、かかりつけの獣医さんに言われました。
肋骨が肉に埋まっている感じがしたら、それは肥満といえるでしょう。
ミニチュアダックスフンドが太ってはいけない理由
ダックスは胴が長く、足が短い犬種です。
そのため腰に負担がかかりやすく、ヘルニアになりやすいという特徴があります。
その他の肥満のリスクとしては、心臓に負担がかかりやすくなるため、心臓病にも注意が必要であること。
そして糖尿病への注意も必要になります。
いずれにしても、健康でいるためには、その子の適正体重を維持してあげる必要があるということになります。
肥満になってしまった時の対処法
ダックスはもともと食欲旺盛で雑食なため、与えれば与えるだけ食べてしまう犬種のようです。
肥満になってしまったからには、それなりに食べてきたからでしょう。
そのため、急激に食事の量を減らすことは、ストレスになってしまいます。
対処法としては、
- 低カロリーの減量用フードを与える
- おすすめの野菜である、キャベツ・キュウリ・ブロッコリー・リンゴを与える
- 運動量を増やす
- 日々の体重を意識する
という行動をとることがおすすめです。
できるだけ、ストレスにならないようにダイエットをしなければいけません。
うちの犬はこの方法でダイエットに成功しました

我が家のミニチュアダックスフンドはオスです。
現在の年齢は13歳。
体重は5.5キロを維持しています。
一般的な適正体重よりは重いかもしれませんが、骨太の筋肉質なため、うちのミニチュアダックスフンドは、この5.5キロでも決して肥満ではありません。
肥満を感じたのはいつ頃?
長年5.5キロを維持していますが、5歳くらいのときは、一時期まるまると太ってしまい、7キロちょっとまで体重が増えてしまいました。
当時はうちの犬もまだ若かったので、それで腰を痛めたり病気になったりはありませんでした。
その重いであろう体で、毎日元気に2階への階段をピョンピョンと駆け上がっていたものです。
しかしある時気付きました!
「あれ? なんか胸のあたりの毛が薄い??」
そうなんです、太っていたため階段で胸のあたりが擦れていたらしく、胸のあたりの毛が薄くなり、ハゲた状態になっていたんです。
それをきっかけに、ダイエットを決意しました!
どんな方法でダイエットをしたの?
うちのミニチュアダックスフンドは本当に食欲旺盛で、与えたものは残さず全てきれいに食べます。
なので、食事制限はかなりのストレスになるはず!
どうしようかと色々調べてみましたが、上記で書いたような
- 低カロリーの減量用フードを与える
- おすすめの野菜である、キャベツ・キュウリ・ブロッコリー・リンゴを与える
- 運動量を増やす
- 日々の体重を意識する
などのよくあるダイエット法しか見当たりません。
そんなある日、犬を連れて公園で散歩をしていると、同じように犬を連れて公園で散歩をしていた奥様?風の女性に声をかけられました。
女性:「あら~ころころして可愛いわね~」
わたし:「ダイエットしなくちゃと思ってるんですけど、すごく食欲旺盛なので、どうしようかと思ってまして・・」
女性:「あら、それならおからがいいわよ」
わたし:「おからって、あの人間が食べるおからですか??」
女性:「体にもいいし、毛艶もよくなるわよ」
たまたま声をかけてくれたその女性によると、
【人間が食べる生おからを犬のご飯に混ぜて食べさせる】
【犬は、味はほとんどなくても問題ないので、おからを混ぜることで食事の量を減らすことなく満腹感が与えられる】
【体にもいいし、毛艶もよくなる】
とのことでした。
これは、その女性のかかりつけの獣医さんから教えてもらったそうなので試しても大丈夫と言っていました。
ということで、これがきっかけとなり、『おからダイエット』を決行することにしました。
ダイエット開始
まず、今まで与えていたカリカリした食感が特徴である「ドライフード」はやめました。
ドライフードにおからを混ぜても混ざらないからです。
代わりに、缶詰タイプの「ウエットフード」に食事を変更。
残念ながら家庭の事情で高級な食事は与えてやれないので、与えたウエットフードはペディグリーの缶詰タイプ。
うちの犬の大きさだと、通常この缶詰2分の1が一回の食事量。
それを「3分の1+生おから」にして与えます。変更したのはそれだけです。
おやつはいつもの通りに、犬用のものをご褒美のときなどに与えます。
それを2か月くらい続けていると、すっかりもとの体重に戻りました。
生おからのおかげなのか、便通もよく、特に体に問題はありません。
むしろ健康!
元の体重に戻った時、少しだけドライフードに戻してみましたが、みるみるうちに太りだしたので、すぐにおからご飯に戻しました。
ダイエットはいつまで続けるの?
5歳の時にダイエットを開始。
現在13歳ですが、今でも「ウエットフード3分の1+生おから」は継続中です。
もう老犬なんですが、確かに毛艶はいいと思います。
小型犬のせいもあるかもしれませんが、今でも子犬に間違えられます。
体調もいいほうだと思います。
年を取って数回腰を痛めたことはありますが、重症になるような病気をすることもなく健康な方で、獣医さんに褒められます。
今ではダイエット目的ではなく、健康維持のために生おからごはんをやめられません。
なので、この先もずっと継続していくつもりです。
ちなみに今は、「シニア犬用のペディグリイー3分の1+生おから」を毎日の食事として与えています。
おわりに
今回は、うちの犬のダイエット法をお話してきました。
うちの犬のダイエット法は食事改善!
●ドライフードをやめて、『ウエットフード+生おから』
●健康維持のため、5歳から13歳の今も継続中
●便通と毛艶がよくなる
うちのミニチュアダックスフンドはこのダイエット方法が良かったと感じています。
ですが、個体差があるかと思いますので、全ての犬にいいとは限りません。
「こんな方法もあるんだな」
と、参考程度にしていただければ幸いです。